+ a piece of Works
最初、作品の周りを5ミリくらい開けて、すぐに太い幅の木のフレームに囲まれてもいいかとおもいましたが、作ってみたら重くて息苦しい感じになってしまいました。
フレームは濃茶にしようと決めていましたが、今回の作品は一回マットで額縁と距離をおいた方が絵が引き立って見えると感じ、マットを作ることにしました。
実はマットはあまり好きではありませんでした。
でもマットの役割もちゃんとわかっていましたが、マットにですら、味わいを欲しくなってしまう私です。
前から温めていたことですが、マットを手作りしていい感じにしたいなーと思っていましたので、今回初めてチャレンジしてみました。
和紙に数種類の茶色を濃度をかえて着色してみました。
写真の、和紙を置いてある下のクラフト紙の色にそっくりなのが、決定して大きな和紙で作ったマットの色です。
最初はいい感じと思ったのですが、ちょっと濃すぎてしまったようです。
また作り直してもう少し軽い色にしあげました。
もう一点の作品は絵が楕円ですので、先の四角い作品と違って余白が多いからか、マットなしで重い木の色と質感きても大丈夫そう。
チーク材でおもしろいかたちがありましたので、それを使って額縁を作ることにしました。
2点並べて展示して、いい感じのバランスな気がします。
マットに挑戦できた事は良かったです。
またマットでは試行錯誤してみたいと思います。
今回は予算がかけられないとの事ですので、色々な作業は時間かからないけれど絵に合う木材を選ぶことにしました。
最初は絵を引き締めるために濃茶のフレームと決めていたけれど、チークがいい感じで、絵にも似合いそうなので無塗装にする事にしました。
写真には写っていないですが、チーク材の面白い表情のところがアクセントになって、十分個性的な額縁になったのではと思います。
それこそ一点物です。