+ a piece of Works
(この2020年5月以降の創作日記は「+News +a piece of Works」にアップしています)
昨年の5月、創作日記にアップした「RED Red red」
赤いカーネーションとアマリリス大小2株の写真でした。
母の日に贈ってくれたカーネーションは挿し芽したのですが、幸い、一株だけでしたが残りました。
そして2014年の山手洋館での初二人展で頂いたアマリリスは4つの鉢に増えて、今年は2株大輪の花が咲きました。
(写真撮るのが遅すぎて枯れてきていますが;;;)
挿し芽したカーネーションの右上がちっちゃなアマリリスの株。
下は一年前の写真ですが、来年はどんな風景を見せてくれるのかな♡
木がボロボロだったベンチをリニューアル。
ちょっと迷った色、カントリーブルーは良い感じに庭のアクセントになりました♡
今はYouTubeで音楽を聴くために使っているiPad miniには懐かしい写真が保存されています。
庭のまだ樹木が小さい時の写真やら、部屋のインテリアやふなの可愛い写真やら、昔の作品やら色々…
そこに絵葉書の写真があって、あるとき初フリーマーケットで売ってみようと思い立ち作りましたが、たくさん作りすぎてしばらく家にありました。
子供たちが小さい頃流行ったシルクスクリーンのように印刷できる「プリントゴッコ」で印刷をしたのですが、インクの厚みがあり、プリンターの印刷と違っていい雰囲気で気にいっていました。
年賀状も子供のイラスト入りで作っていました。
版を何枚か作り印を合わせて印刷を重ねていくと一枚の絵になります。
絵は題材が浮かばず描きたいという強い欲求もなく、オリジナルは苦手ですが、この時は額縁には関心もなく「絵」と思っていた頃…
いつか、何かしてみたいと思っていた頃…
まさか額縁を作っているなんて、あの頃の私には想像もできなかった事です。
人生は、何が起こるのかわからないものですね。
メープルシロップの瓶が好きでいまも作業部屋にあります。
娘と息子の頭文字をとってつけた名前はサカナの名前になりました。
「箱入りふな」と名付けた写真♡
いつからか夕ご飯の時、いつも私の右側に来てこんな感じで座っていました。
食卓の食べ物には決して手を出さない良い子でした。
お風呂が大好き!
湯船の中歩いたり、シャンプーしてもいい子で、にゃん!とも泣かず♡
掃除機も全く大丈夫でしたが、ドライヤーは苦手だったな〜〜〜;;;
新幹線で出かける時も、東京駅のおトイレで少しの時間、カゴから出してあげるのですが、用意した猫砂にちゃんとおトイレを済ませ、水も飲みます。
いつか、東京駅に向かう時に事故で電車が1時間近く止まってしまったときも良い子でいました。
ちょっとアイドルになっていました♡
姉のところに泊まる時も連れて行きます。
西日のあたる空いた電車でのんびり一緒に帰る時間……至福の時だったな〜✨
いつでもどこに連れて行っても淡々といい子だったふな♡
昔の映画「子鹿物語」を観ていて私が涙したのを、通りがかったふなが見てびっくりした顔をしたのにはびっくりでした。
娘が受験のストレスで泣いた時 なんだか悲しそうな顔に見えて、思わず撮った写真 *: .。.˚₊⁎˳✧༚
ネコですが、ネコじゃないみたい
「昭和レトロ部屋」と名付けた和室。
昭和初期の和家具が色々置いてあります。
その部屋に似合うオープンな大きな本箱を探していたのですが、昭和初期の本箱は、大きな雑誌を収納できるのを見たことがなかったのですが、ある日の夕方近く、急に思い立って近くでもない東北沢の山本商店へ。
呼ばれていったかと思えるくらい大きさや風合いや色が本当にイメージぴったりの本箱が見つかりました。
身長ほどの高さがあり、二つに分かれていて上が3段下が2段。
後ろに赤と生成り色の和紙2色を交互に貼ってあるのがモダンな本箱でした。
和紙の色も漆の朱色のような品がいい赤と、繊維がはっきりと見える生成り色。
本を並べた隙間から見える色がいい感じでアクセントになっていて、とても気に入っています。
そして、アクセサリーを掛けておくことができるようにずいぶん前に作ったアクセサリー収納は、上の写真の右側の壁に飾ってあります。
よくドラマなどでひっくり返される(笑)折り畳みの丸いちゃぶ台もあり、ゆっくりアイデアを練ったり、落ち着く部屋になっています。
西田陽子さんのインスタグラムより 「おさんぽ」
以前作った額縁の再注文がありました。
本当ならできる限りそっくりに作るのが当たり前かもしれません。
けれど、ほんの少し変えるだけですが、こうしたら絶対にもっと良くなると思う時はその時に思った通りに仕上げをします。
今回は、以前のよりもっと味わいを出した方が良い気がして仕上げの時の風合いを出す作業で結構手をかけました。
ステイン塗装した後金属ブラシで木目を浮き立たせたのですが、その途中の色の落ちた感じが気になって写真を撮っておきました。
祭壇画などに使われる凝った形のタベルナクル額縁などにこんなかすれた仕上げをしたら素敵かな〜〜と ・:*⭐︎
そんな風に、時折、作業途中でいい感じ!と嬉しい発見があります。
その後はステイン塗装をして完成。
気に入ってくれてインスタグラムにもアップしてくださってホッとしました。
いくらよいと思う仕上げをしてもそれぞれ好みがあります。
喜んでくださるかな〜♡との期待と同時に、気にいってくれるかどうか ;;; の両方でドキドキする毎回のメール待ちです。
銅版画作家の西田陽子さんは6月22日〜30日に西荻窪のギャラリーで個展をされるとのこと。
遠くで行くのが難しい方は、ギャラリーのホームページや西田陽子さんのインスタグラムでの注文もできるそうですのでのぞいて見てくださいね!
行けそうな方は是非どうぞ。その際はマスクをお忘れなく(^^)♡
ギャラリー寿庵 http://www.iseyajuan.com/
西田陽子インスタグラム yoko.nishida.obla
白い漆喰の額縁を作りました。
白漆喰と金属とどちらが良いか迷われたそうですが、白漆喰で決めました、と、メールをいただき早速製作にとりかかりました。
2年前の初個展の時に、知人のご紹介で来ていただいたご夫妻が 今回の二度目の個展にも来ていただいたのですが、その時に展示していた漆喰の額縁のデザインが良いとのことで、大きめな額縁でしたので、同じデザインで2Lサイズに小さくしてつくりました。
模様は型押しでしたが、いい型がなかったので朴木に彫刻してつくり、角の4カ所に型押しして完成。
お受け取りのメールとともに、素敵ですと感想もいただきホッとする瞬間………
後ろに関してはご注文いただいた方しか見る機会はないですが、けがをしないように、手で触っても尖ったところがないように、ザラザラもないようにヤスリがけをして、最後は手で撫でて不快でないか確認。
金属の額も一見尖って見えるかもしれませんが、どこをさわって撫でても尖ったところもなく手に優しい感触にしています。
ですので「手にした時の質感」と書いて褒めてくださったのは初めてでしたのでとても嬉しかったです。
特に写真立ては入れ替えたりしますので、壁掛けの額縁よりもより気をつけていて、そして後ろ姿もきれいにしたいと思っています。
今回はスタンドの金具がいい感じのがあったので、それに合わせて押さえのトンボも手作りしました。
木ネジも丈夫なステンレスを着色して同じ色に統一。
普通は着色できないステンレスやアルミなどに吹き付ければ、着色できる塗料を使いました。
最初は普通のステンレストンボを一辺に2カ所合計8カ所つけたのですが、見た目がうるさくきれいでなく、出し入れも面倒だと思い、4カ所にしました。押さえの板に厚みがあるので4カ所で止めても問題なく反ったりもしません。
そしてスタンドの部分は普通は押さえの板に取り付けるので出っ張ってしまうのですが、壁掛けにもできるように二枚の板を合わせて、上の板の一部をスタンドとして切り抜き取り付けて、フラットに作ってみました。
初チャレンジでした。
でも次は、トンボ金具を使わない写真立て、でしょうか。
「きれいであり実用的であること」はWAMのテーマです。
心を込めて作らなくては……… と思います。
テンペラ画 模写 町田美知子
六本木のギャラリー&カフェでの個展の時に、額装のご依頼を受けた方たちとのお打ち合わせをカフェでさせていただきました。
今までは、お会いした事がある方かホームページのお問い合わせからのメールでのやりとりなどでしたので、初めての方とお会いしての打ち合わせは経験はありませんでした。
ちょうどよいことに個展ですので見本は色々飾ってあり、作品を合わせてみたりしながら合うとか合わないとか、そしてどんなのがお望みなのかすぐにお聞きする事ができて、とってもスムーズに楽しくお話ししながらデザインも決まりました。
カフェで渡していただいた作品はテンペラ画による模写で天使の顔は少しアレンジしたそうです。
古典絵画の模写との事ですが、天使の青い翼や真正面のポーズや表情などとってもモダンな作品に思えました。
会場であれこれ合わせて見ましたが、やはり金箔にはオーソドックスな額縁が似合っていて先日無事に納品させて頂いたのですが、作品の周囲をみせない額装でなく、作品の厚みとサイドの石膏の凹凸の味わいを活かした額装を気に入ってくださったとのこと。
とてもホッとする瞬間です♡
作品に合わせて、見本の額縁より黒を濃くして、キリリとした印象にしました。
同じ茶色でもとっても幅広いですので、ほんの少しかもしれないけれどどんな茶色かで絵の印象も少し変わってきます。
好みもありますが、「飽きずに気持ちよく眺められる」のが大切だと感じます。
見本として飾っていた作品は、友人も気に入ってくれて私も作品とぴったりだと思い2年くらいそのままにしておいたものです。
今回作品を置いて検討するために久しぶりに絵を外したのですが………なぜか元に戻したくない気持ちに………
もっと違うイメージをみてみたくなったんだと思います。
ちょっと気取った濃茶からの「卒業」♡ でしょうか。
次は、ナチュラル、かな〜〜
額縁が完成したら、それを入れる箱を作る作業があります。
箱は売っていますがWAMの額縁は既成の大きさの事はほとんどなく、結果箱は自作することになりますが、結構時間がかかる作業になり色々試行錯誤してきました。
普通は写真の二種で、上の蓋を開けて入れる「さし箱」と上から蓋を被せる「かぶせ箱」になります。
さし箱の方が価格は高くちょっといい箱、みたいな位置になっているのは、作る手間も少しかかり、展示の時たくさん壁に立てかけて場所を取らず上から出せると言うメリットのせいかもしれません。
その「箱」に関して今回のテーマを「気まぐれ」としたのは、本当に気まぐれだから;;;
今はさし箱はあまり作らず被せ箱がほとんどですが、ゴムとか使わないでどうしたら蓋を簡単に押さえられるかと試行錯誤の結果、最近こんな感じかなぁと言うのに決まってきましたが、今の形に決まる前は色々でした。
けれど、小さな額縁の箱は多少場所をとっても問題はないので「さし箱」でもなく「かぶせ箱」でもなく、簡単にできてちゃんと保護もできる箱をあれこれ作っていましたが、それも少し決まりつつあります。
でもいつリニューアルするかわからないのは、結構「あれこれ」は楽しいから♡
そしておしゃれであることも大切な事です。
さし箱の紐をクルクル止める茶色いのも風合い良いように自分で作っています。
「あれこれ」の基準は、受け取って開けてくださった時ちょっと嬉しい感じに思っていただける事。
もちろんご希望であればさし箱も製作いたしますのでご注文くださいませ。
毎年春に出会えるこの景色を楽しみにしています。
玄関脇の通路の奥まで咲いているのは、20年前に知人から頂いたときはほんの数株だったハナニラ。
引越しの時も持って来て、その後毎年毎年咲いてくれていたのですが、色々忙しくしていて………数年前気付いたらいつのまにかこんな景色になっていました。
緑が闇に沈むなか薄青い花だけが目立ち咲き誇っている景色も大好きです♡
ハナニラの葉の間から次々芽を出しこれから群生するのはドクダミ。
抜いても抜いてもなくならないドクダミは少し厄介者扱いされてはいますがあの白い可愛いお花も大好きですので、このコーナーだけはドクダミ歓迎♡、でしょうか。
(つい「お花」と言ってしまいますが、実は花は黄色いところだそう)
この手前にはこれから花を咲かせる芍薬、アナベル、山紫陽花など植わっていて、手をかけなくても秋冬までお花や枯れた花々が玄関脇を彩ってくれるのでありがたいことです。
額縁ですが、今、真四角でない少し自由なラインの絵の額装を考えています。
それを周囲で少し落ち着かせる四角い額縁にしたら良いのか、それとも自由に一緒に遊んだら良いのか思案中です。
真四角でちょっと真面目になってしまうのはもったいない気もします。
でも一緒に遊びすぎても見ていて落ち着かない気もします。
楽しい可愛い絵を楽しく観られる、ちょうどいい線や形を探しているところ。
2018年の初個展では名前を決めたりロゴを考えたりホームページを作ったりと色々なことがスタート。
そしてメールアドレスを決める時、チラッと、これでいいのかな; と、頭をかすめたままアドレスを決めました。
iPadでしかメールを受け取れなかったので、もし不具合あったら;; と最近調子が良くない時が増えた気がして、やっと、いよいよ、アドレスの変更に踏み切った次第です。パソコンにも保存できれば安心ですし、データも送りやすくなります。
名刺やショップカードも結構残っていますので、印刷し直すか修正をしなくては;;;
不具合なことが起きたりした時に、そういえば「チラッと頭をかすめた事」だったなーと思う事が何度かあります。
今回、アドレス登録ではお手数おかけしてしまいましたが、かすかに「何か」ふと頭をかすめた時、仕事でミスにつながることがないよう、ちゃんとキャッチして検討できるようにしなければいけないなと改めて思いました。
ステキなアイデアも♡^^
個展のお礼ハガキは、「メッセージのある作品」と思って作っています。
前回の初個展では、ずっと家に飾ってあったチークの十字架の額縁を手放す決心をした事で「別れと出会い」がテーマとなり、主役となりました。
この度の個展も主役もテーマも全く考えていませんでしたが、終わってみれば、いつのまにか主役は「聖母マリア」……
「地球の上に立ち、その足の下にはサタンの象徴である蛇が踏みつけられ、マリアの手から光が輝き出して地球を祝福している姿」と言われているそうです。
今、地球レベルで起こっている「事」と「願い」がぴったりだと思いました。
早く穏やかな日常に戻りますように……との思いを込めて作りました⭐︎・*:.。..。.:*・…・:⭐︎
キリスト教徒ではないけれど、十字架や宗教画には何かパワーがある気がしてしまいます。
カフェギャラリーですので以前の個展のような通りがかりの方はおりませんし、魅力が足りなかったのかお店にいらした面識のない方の記帳もなく、お礼ハガキを出す方が少なかったので、いらしていただいた方々に感謝の気持ちを込めて手をかけて作ってみようと思いました。
まっ先に浮かんだイメージは和紙を漉いたそのままの風合いある未晒し和紙。
普通紙でも紙質がかっちりしたきれいに裁断された紙にはシャープに印刷され、どちらにしようか迷いましたが、少し離れて比較してみたときに染み込んだインクの色に奥深さがあり、まわりの空気をふんわり柔らかくしてくれる気がして和紙に決めました。
でも全体の色が沈みぼやけると締まりのない絵になってしまいそうでしたので、一度印画紙に印刷してから青いヴェールのエッジラインに線を入れ、ホワイトでドレスのドレープ部分を描き込んで和紙に印刷してみたらいい感じにメリハリが出て一安心。
ハガキ仕様でしたが、表面が毛羽立ちやすく皆さまの家に着く頃にボロボロになりそうで;; 結局封筒に入れて送らせていただくことに;;;
マリア様*:。:※*⭐︎...*♡⭐︎ でなごんでいただけたら幸いです。
あらためて……
ありがとうございました♡
啓翁桜も満開です🌸
庭には、桜の中でも早めに咲く「啓翁桜」が咲いています。
今年も少しずつ蕾が膨らみ、今は3〜4分咲きくらいでしょうか。
昨年亡くなった旦那様のお父様は庭木を全部自分で植えていて、いつも腰には選定バサミを下げていたのを思い出します。
農家をしていたのですが、選定した枝が同じ長さと太さできちっと束ねられ、古い農具置き場の小屋の横にきれいに積まれていた景色はとても美しく、ときめく風景でした♡
いただいてきた時は細い苗木で、車に乗せて連れ帰ってきたのですが、今は太いところで15センチくらいの太さに育ちました。
太めの幹が2本、そこから次々枝分かれして大きく広がっています。
今こうして日記を書いている間にも鳥がとまりにきました^ ^
ときおり抹茶色のメジロがとまる時もあり、まさに絵に描いたような春の景色……
ウグイスもすぐそばで鳴いたことがあり、びっくりするくらい大きな鳴き声でした。
今年はまだ聞こえてきませんが、ときおりヘタクソなウグイスの鳴き声が聞こえる時があります。
きっとだんだん上手に鳴けるようになるのでしょうね!
笑ってしまいます。
個展のお礼のお葉書を製作中です。
以前もそうでしたが、始まる前は何にも考えずに作品を作っているのですが、終わってみればなぜか主役が決まり、それしかないと思えるようなテーマが出てきます。
わざわざいらしていただいた方々にきちんとお礼をしたいと思います。
あと少しお待ち下さいませ。
個展は明日1日で終わりとなります。
今までご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
そしてあと一日、よろしくお願いいたします。
個展のために購入したマリア様は、古い木の額に入っていました。
そこから外して、ガラスも絵も綺麗にして、今回はアルミの額縁に入れて展示させていただいています。
今回は木でなく大きなアルミ額縁一点をメインに、数点アルミの額縁を展示していますが、その中でも、とても清楚な額縁ができたと思います。
ブルーが基調のとても品の良い色のプリントの絵ですが、アルミの無機質な色が少しクリームがかったその絵の暖かさをほどよく引き立て、ほどよくクールに清楚に……
夏でも涼しいコーナーになりそうな、雑念もなくなりそうな……
けれど、このたびこの額縁はよそへ行ってしまうことになりました。
とっても嬉しいことで、この額縁に入れる絵が浮かんだとのことで作家様が買ってくださいました。
マリア様を離してしまって;;; と気にしてくださいましたが、また新しい家を考えるのも楽しい事です。
十字架のついた額縁は素敵だけれど、我が家に戻ってきたら、どうしようか思案していましたから。
小さな教会や、キリスト教の信者様なら買ってくださるかなとか。
だからとても嬉しい事です。
どんな絵を描いて入れてくださるか、楽しみもできました。
ですので、またお引っ越しとなった次第です^ ^
お忙しいですね!
第10回 日本童画大賞のタブロー部門で審査員特別賞を受賞した瓶史子さんの作品をアップさせていただきました。
カラメルという新しい画材を使って描いた作品はとにかく眩しいくらいの輝きがあり、水彩でも油彩でもここまで眩い表現ができるのだろうか、と思うくらいとにかくキラキラしています。
新しい画材と、それを使いこなした技術とセンスが評価されたようです。
題名・テーマもいつも魅力的だなーと感心しています!
タブロー部門の審査員は、画家の根岸芳郎さん・女優の村井美樹さん・イルフ動画館館長の山岸吉郎さん。
村井美樹さんは特に推してくださったそうで、自身のブログにも選考風景と作品を載せてくださっています。
受賞式でもたくさん質問していただいてたくさんお話し出来たそうです。
村井美樹さんは女優さんですが美術関係で活躍されているようで、今度は、長野での「北アルプス国際芸術祭2020」を記念したイベントに参加。
16日まで東京都現代美術館「ミナペルホネン展ーつづく」で作品や絵が展示されている、テキスタイルから作るファッションデザイナー「ミナペルホネン」の皆川明さんと演出家の串田和美さんとのトークセッションにも参加されるそうです。
ミナペルホネンの皆川明さんの現代美術館での講演会に申し込みしたのですが、見事に外れてしまいました。
でも、友人の作家さんの絵をとても褒めてくださった方が皆川さんとトークセッションというのが、関係はないけれどちょっぴり、いえいえ結構♡嬉しいな〜〜などと思っています♡
たくさんの作品から選ばれたとわかる選考風景、そして村井美樹さんの感想をぜひお読みくださいませ。
村井美樹さんのブログ
https://ameblo.jp/mikisite/entry-12569626624.html?frm_src=thumb_module
個展会場のカフェに入ってすぐにWAMのコンセプトと額縁について書かせていただいたのを展示しています。
初めてのお客様や、たまたまカフェに寛ぎに来ていただいたお客様にWAMの活動についてわかるように。
それぞれの作家様のご紹介、使用画材の展示とともに、WAMの紹介と使用素材の展示をしました。
「インテリアや建築・アンティーク・レトロなどに興味があります。
だからこその額縁なのかなとおもっています。
作品に居心地いい家を作ってあげる気持ちで創作しているのかも知れません」
《額縁について》は昨日やっと展示ができました。
マットに関しては、アクリルと和紙を見本に貼り付けましたが、土などの自然素材や、石を砕いて作った日本画などに使われる粉末類も、テカリがあったり、マットや作品の後ろ、もしくは額縁のフレームなど、いろいろに応用できいい味になると思います。
従来の形に拘らない、「新しい、懐かしい、いい感じ」を生み出せたら面白いかなと、そんなことを考えています。
絵を描く方だけが必要なだけでなく、色々なシーンを作ってくれるのが額縁です。
説明にあるとおり、普通の鏡を入れて日常使っていただいたり、よくアクセサリー店にもありますが、ただボックスに入れておくのでなく、大好きなアクセサリーを展示しつつ選びやすく展示しておくとか。
扉をつけてホコリ対策もできます。
奥行きをつけて花瓶など置いてグリーンを飾ったり、立体作品飾ったり。
そして今回チャレンジしたのはアンティーク風の鏡です。
ご自宅でも、鏡でというより、イメージを作るエリアにアンティーク調の鏡(アクリルですが)を飾り、そのまえにグリーンやお花を置けば、いい感じにやさしくミラーに写って、夜はライティングもいい感じに写ってくれます。
もちろん、個性のある額縁などは、店舗でのディスプレイに活躍してくれることでしょう。
どんなシーンに使えば似合うか、どんなのを額装したらよいか、もちろんどんな作品が似合うか、などと色々想像しながら、多種多様な会場の額縁を観て頂けたら楽しいと思います。
個展に向け、どんな額縁を作るか考えましたが、真先に浮かんだのはアルミをつかった額縁でした。
作家様の作品の額装と共に、ずっと作りたいと思っていたアルミ関係の額の製作で結局手一杯になり搬入になってしまいました。
もっと作りたいのがあったので、何が足りない気持ちでした。
そこで今から作ることに。
小さな作品向けのチークの額を作りました。それこそ子どもの工作みたいに、正確な窓寸法は気をつけましたが、後は堅くならないように定規も使わないで作ることをこころがけました。
ですが、強度はとても大事です。
チークから切り出した透かし模様はちょっと脆くて彫刻したらすぐに欠けてしまったので、きゅうきょ裏側からハンダ加工して補強したのですがハンダがいい感じに♡
新しい意外なアイデアは、失敗や問題解決の時にひょこっと現れたりします。
いつか作ってみようかな。
新しい小品用の額縁は早速展示しに行きますので、ぜひ会いに来てくださいね^ ^
2019年6月に同じタイトルでアップした「マリア様の絵」
木の額縁の裏側が釘で固定してあったアンティークの絵。開けたら何か発見がないかなと期待していたのですがやっと開ける日が来ました。
後ろの板を破壊しなくてはいけないくらい釘でしっかり固定されていましたが、なんとか外すことができました。
結果、秘密のメモ!なんていうのもなく( ちょっと残念;;) 額装されていたためかうしろはすごくきれいでした。
1934年にイタリアでプリントされたと印刷してあります。
額縁は個展に向け新しく製作いたしました。
今ではきっと額縁には使われない3ミリ以上ある分厚いガラスはアクリルにはない重みがいい感じです。少し擦れ傷がありますがそのまま使うことにしました。
1934年は日本では昭和9年。
どんな時代だったんだろうと調べてみたら、身近な話では忠犬ハチ公像が建立した年というのが目を引きました。
初めて知りましたが、除幕式にはハチ公も参列したそう。
亡くなったご主人様を待って毎日毎日10年間も渋谷駅で待っていたお話は、今また聞いても胸が痛むと同時に感動してしまいます。
ハチ公はその翌年の10年に亡くなったそうですが、晩年はきっと可愛がられて幸せだったことでしょうね♡
除幕式では、何を思っていたのか………なんかたくさん集まって賑やかだな〜〜でもいろんな人が撫でてくれて嬉しいな!くらいのことだったのではないでしょうか。
「10年」という重みは、心にからだにすり込まれたとしても、ハチ公くんは毎日やりたいことやるべきことをやっていただけだったのでしょうから。
でも、待っても現れない帰り道はどんな気持ちだったのでしょうか;;;
「晩年のハチ公」ウィキペディアより引用
マリア様からハチ公へと、日記を書く前には思わなかった結末。
新しい額縁はミスマッチを楽しんでいただけたらと思います。
先日お知らせでお伝えしたWAMの個展ハガキの右下の作品は鉄のようですが鉄ではあリません。
「深い海底に沈んだ昔の船に飾られていた鉄の飾り….発見された時は錆びてボロボロ」みたいなイメージで作ってみました。
樹脂の金属補修用が硬くなるようなので、メーカーにも聞いてみましたら、金属のように硬くなるとのことだったので、石膏を削って型取りすることにしました。
でもいざ固まって石膏がポロっと取れるかと思ったら、しっかりくっついてしまっていました;;;
つかないように色々対策していたのですが……チャレンジに失敗はつきもの。
今度はどう作ったら良いかなど、後々役に立つこともあるものです。
いざ石膏を剥がそうとしたら、壊れないと思っていたのにかたちが細すぎたようでチカラを入れれば欠けてしまいます。
そこで程よく欠けさせるために、壊れすぎないようにひたすらコツコツと石膏を剥がしていくことに。
コツコツ…
コツコツ…
時折、ポロッと大きく剥がれ
また
コツコツ…
コツコツ…
あれ〜〜なんだか化石の発掘しているみたい ;;;
きれいに石膏からはずせると思っていた最初の計画では、剥がした後に樹脂を混ぜた土をまぶして鉄錆で膨らんだイメージにしようと思っていたのですが、結果、偶然に欠けてしまったり、わざとかけさせたりしながら、土を使わなくても石膏もほどよく残せて、最後に鉄錆塗装で完成となりました。
下の写真は「発掘」前の裏側。 表は石膏で覆われて真っ白です。
化石発掘キットというのが売っているようです。ほどよく剥がれるので、その体験をしたい方にはおすすめ^ ^
普通、額縁製作で使われる言葉は「彫る」ですが、この額縁は「掘る」でした。
早速アイデアのスタートです。
壁に飾る案とディスプレイケースに入れて机や棚に置いて飾る案を色々考えましたが、どちらになってもできたらいいなと思った事は、すぐに手に取ってみることができる事。
そう希望される方がいらっしゃった時にすぐ外したりできるようにしたいと思いました。
結局、置くタイプのディスプレイケースに決まったのですが、立体の鉗子をどう支えるかずっと迷っていました。
標本でよく使われる、金属で支えるタイプは鉗子の綺麗なラインを消してしまいそうです。
アクリルで支えるのを考えた時も、見た目はアクリルという素材が実はあまり好きではなかったので、握るところだけで目立たずラインに合わせてなんとか支えられたらと。
アクリル加工をお願いした方にお聞きしてみたら、厚いアクリルを鉗子の形に深く彫ってそこにはめるという案を出してくださいました。
15ミリの厚いアクリルを使うアイデアは私の中にはゼロでした。
完成して早速持ってきてくださったのですが、鉗子のラインの邪魔をしない存在感と、ぴったりはまって全く動かなく安定していたのと、自立したのでびっくりでした。
嬉しかったです♡
おまけにすぐに手に取ってみることができ、簡単に外したりはめたり、の案も満たしてくれます。
後日、台に取り付けできるように加工してくださって支えは完成しホッといたしました。
下の台の案は依頼主様が「ブラケットフィート」という17 世紀後半に流行した家具の脚部のデザインと、「ヴィチュルヴィアンスクロール」という縁起の良い波型模様をご希望とのことでそれをメインにしたデザインにしたのですが、最終の微妙なラインやロゴ周りと左右に入れる模様がなかなか決められず………
「必然」が見つかるまでのちょっと辛い時間………
壁に張って眺めてまた描いては比較して、の繰り返しで、最終のご提案まで時間がかかりましたが、やっと、これでいいという模様もできて、最終ラフ案を送らせていただきました。
デザインが決定すれば、後はただ完成に向けて手を動かすだけです。
やっと見つけた必然模様は「ギローシュ」という途切れることのない組紐文様。
これも縁起の良い模様です。
左右と裏面に入れて、正面のロゴマークと後ろのギローシュ模様の周囲は「ヴィチュルヴィアンスクロール」と「組紐文様」に共通する「水」に関連した波の模様にしました。
上の無反射アクリルのカバーの角度に合わせて下の台も同じ角度で斜めにカットしなければならないのですが、それにはとっても便利な道具がありカバーの角度に正確に合わせることができます。
まずはテーブルソーの台に平に置いて数値をゼロにしてから、次に丸のこに貼り付けて希望の角度まで丸のこ刃を傾け、後は切断するだけです。便利そうと買ったのがある時すごく役に立つことがあり、買っておいて良かった〜〜♡と思う瞬間!
木材は木目の目立たないつげの木を使い、彫刻部分には朴木を組み込みました。
そして、ロゴとギローシュ模様は厚くなる鉄さび塗装を予定していたので、塗装してもきれいに見えるようにエッジはきれいにくっきり、彫りも深くしたかったのでレーザー彫刻を外注することにしたのですが、頑張って注文通り深く彫ってくださりこれ以上は無理です、という言葉にとても誠意を感じました。
こうして色々な方々のご協力で無事に完成しましたが、完成しても梱包して手元から離れるまで、うっかり落としたりしないかとか、無事に送ることができるのだろうかとか、とても緊張した時間 ;;
高価な無反射アクリルは表面が加工されていて特殊なので断面での接着にしたのですが、「接着しません;;;」とお電話いただいたいて、メーカーにお問い合わせしたり焦りました;;;
ですが接着方法を変えてみたりと頑張ってくださいました♡ 本体ももちろんですが扱いには慎重に;;;のカバーでした。
アクリルの方もレーザー彫刻の方もお忙しい中、イベントへの出品のために早まった納期に合わせてくださってお陰様で無事に期限内に納めることができました。
依頼主様は道具の製作に関わっていらっしゃるからか、ご指摘がとても的確でした。
鉗子のディスプレイの角度の修正。
ラフ段階での台部分に描かれたデザインをシンプルに変更、と。
アクリルカバーの左右の角度は実はもっと斜めでした。
そして上に取り付けたお祖父様のお名前と創立当時のロゴと会社名の金属プレートの種類。
アクリルカバーがはまる台の部分の厚さは13ミリから、7ミリに変更してくださいとのご指摘でしたが、実際にその方がスッキリしてきれいでした。
こうして時折軌道修正していただきながら完成したディスプレイケースです。
依頼主様のイメージをそのままWAMが形にした仕事だと思います。
何もご指摘なければどんなのを作っていたのだろうか、と考えてしまいます。
アクリル、銘板、レーザー彫刻、材木店、模型店、……色々な方々とも関わり進めた製作はとてもためになりました。
今年はこれに始まりこれで終わると感じるくらい常に頭の隅にあったお仕事でした。
依頼主様に気に入っていただけたら何より幸いです。
これでやっと次のスタートが切れる気持ち♡
来年も色々と活動予定しています。
今年も拙い創作日記を読んでくださった皆様に感謝いたします。
長い創作日記になりました。
お付き合いありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
皆様良い年になりますよう…………
送られてきました画像はとっても魅力的でした*・゜゚・*:.。..。.
額装しても良い感じになりそうなカタログ写真にメッセージが添えられ、とても大事な形見のお品物だとわかり………
「ぜひ作らせていただきたいです!」と熱いラブコールを送信させていただいて、後日、専用の桐の箱の赤の別珍に大事に納められた「鉗子」が送られてきました。
「 明治44年に手術器械器具の工房を立ち上げた祖父が、医師と共同開発した鉗子です。
戦後GHQの軍医によって米国で広まり、その一本が戻ってきた次第です。」
依頼主様の会社は医療関係の器具の開発などをされていて、まさに会社にとっては宝物です。
楽しみな反面、大事なものをお預かりして、何かあってはならない;;; との緊張も同時に湧いてきました。
もちろん、どんな作品も大事なものですので緊張しつつ保管にはとても気を使っているのですが、立体ということと歴史のある大事なもの……初めて尽くしのご依頼に気持ち引き締まる思いです。
どんな額装にするか………色々なアイデアを次々と出し合いながら煮詰めていく感じになりました。
依頼主様は、海外の博物館のホームページや立体を額装した画像など、完成までの間に幾つもの資料を送ってくださって、「ゆっくりじっくり取り組んでください」「良いものを作りたいだけです」というメッセージにもお祖父様への思いが伝わってきます。
自分の感覚・経験を信じお受けした事でしたが、同時に、気に入っていただけるのが作れるのだろうか ;;; との思いも湧いてくる「初めて尽くし」のご依頼です。
前回ご紹介した建築家、藤森照信さんの作品について、有名な建築家が評した言葉があります。
「見たことないけど懐かしい……」
TVで色々な作品を拝見した時、まさにそう感じました。素材が自然素材だったり植物だったり風化した木材だったり……でも、形がとにかくユニークで笑ってしまうけれどホッとする作品の数々です。( 笑ってしまう作品、ぜひ検索してみてください)
藤森照信さんみたいに冒険したらさすがに落ち着かないですが、WAMの額縁は「見たことないけど懐かしい」を目指しているんです。
もしくは「 どこかで見たことあるような懐かしい感じ 」…………そんな作品を作りたいと思っています。
昨年の12月、インスタグラムでWAMのチークの十字架をアップしてくださった方がいて、それをみた方がホームページのお問い合わせからご依頼をしてくださいました。ローマの古書店で購入したデッサンを額装して欲しいというご希望です。
その頃、漆喰やら金属やら色々作っていたのですが、ただ一つ木を使ったオーソドックスな懐かしい額縁を作ったことがなく、いつか作ってみたいと思っていました。
そのデッサンを見た時、これはシックなオーソドックスな額縁が一番似合うと感じ、依頼主様もそれがいいとのことで決まりました。新しいところが一切ない昔からある額縁の王道のような額縁です。
テーマは「 外国の小さな蚤の市で見つけたアンティークの額縁 」にしました。
( 2月の創作日記にアップした作品です)
このデッサンはご出産のお祝いとしてプレゼントなさるとのことで、後ろにお子様のお誕生日とお名前を刻みました。
依頼主様は完成した作品をとても喜んでくださったのですが、私にとっても 「 オーソドックスな懐かしい…を作りたい 」を満足させることができた作品になりました。
そして、ありがたいことにすぐにまたご依頼を頂いたのですが、送っていただいた画像をみた瞬間こころが踊りました。
古い味のあるのが大好きなWAMにとって嬉しい、まさにレトロそのもの!ましてや大好きな真鍮です♡
それを額装できるなんて♡!という気持ちでした。
そのレトロな品が届いたのが3月初めで、そこから製作がスタートしたのですが、まさか11月末に納品になるとは思いもせず…………(つづく)
この間読んだ小説は、小説家が実際に体験した「不思議な出来事」について書いてありました。
「とくに人生に影響があるわけでもない些細な出来事……人に話しても、そうなんですか〜で終わってしまうような、先の会話にも発展しないような出来事について。」
それでも不思議で誰かに話したくて小説にしたのでは、と思うくらい、些細でも印象に残る出来事は誰にもあるかも知れませんね。
前回の照明もそんなお話でしたが、他にも何が変わるわけではないけれど印象に残る些細な「Amazing」がありました。
電車に乗っていたとき、本を読んでいたのでアナウンスも聞こえず、ふと、顔上げて窓の外見て、今、どのあたりなんだろ〜〜〜
と思った瞬間、前にいて全然関係のない会話をしていたの女の子が、急に「ここ経堂だよね」と言ったのでビックリでした。
あ、経堂なのね♡
街を歩いていて、今何時なんだろう……と思った瞬間、
すれ違った人が一緒にいた方に「今、〜時だね」と言ってくれて
あ、〜時なのね♡
ちょっとびっくりな出来事で忘れられません。
あとのエピソードは、そうだったんだ〜〜!くらいですが、
これもTVで知って自然素材を使ったすごくユニークな建物を建てる建築家の話を友人にしたら、前から行こう行こうと言っていた国分寺のギャラリーを建てた人だよ、と。
おまけに玉川学園駅近くの建物で、屋根にヒョンヒョンと植物が生えていてユニークで面白いな〜と思っていたら、なんとニラだったそう。名前も「ニラハウス」。その家を設計した方でした。
上の写真はギャラリーのホームページより引用させていただきました。
国分寺の「児嶋画廊」さんで、味わい深い紀元前の織物などエトセトラ、展示もセンスを感じます。
建築家は藤森照信さん。
トタン板の建物は画廊で、そのすぐ後ろに建っているてっきり木かと思っていたら茶色の銅版だった壁の家は、ギャラリーのオーナーの自邸。下の写真です。
画廊の看板も素敵ですね!
ささやかな嬉しいアメージングでした^^
今日は、友人と茅ヶ崎にあるとってもおしゃなレストランに行ってきました。
写真は以前行った時に撮ったのをアップしましたが、リフォームされたカフェの地下一階で一番新しいエリアです。
日本酒とビールを醸造している蔵元が経営し、昔からある広い敷地に次々と建てているのですが、このカフェ以外にも今日ランチをした古民家を移築したイタリアンレストラン、蔵をリフォームした創作(蔵元)料理のお店、作家さまの作品を販売するレトロな建物、エトセトラエトセトラ、カテラトリーに至るまで隅々までセンスが良く、大好きなエリアです。
カフェの中二階では酒粕を使ったパンなどの販売もしているのですが、友人が買うのを待っている間に、レジの上の照明がとても珍しい型をしていて素敵だなー ー と見入ってしまいました。
どんなところで手に入れるんだろうな〜なんで思いながら……
そして帰り道、クラシックが好きと言っていたけれどどんなのが好き?と聞かれて答えたのが「シベリウス」でした。
楽しい時間を過ごして帰った夜、旦那さまもいないのでひとりで食事しながらみようと色々撮りためておいた録画リストからたまたま選んだのが、NHKプレミアムカフェの「左手のピアニスト」
そのピアニストは若い時にフィンランドに強く惹かれ、移り住んだそうです。
ドイツ・フランス・イタリアのような音楽文化の伝統が長いところで「音楽はこうだ」という固定観念に縛られるのが危険と感じ、音楽を自由にやりたくて選んだフィンランド。
偶然にも友人に答えた「シベリウス」はフィンランド出身の作曲家で、広大な大地と自然を感じる曲が大好きです。
日本にいる父が亡くなった時、いたたまれず出かけた先がシベリウスの生家。その偉大な作曲家が使っていたピアノでシベリウスの曲を弾かせてもらったとの事で、その生家も見ることができました。
「シベリウスが好き」と答えたばかりだった偶然はありがちな事ですが、驚いたのが街灯でした。
画面に大きく映し出された街灯が、まさに、レジの上のおしゃな照明だったんです!
フィンランドでは街灯がワイヤーで吊るされていて色々なデザインがあるみたいですが、テレビにたまたまアップで映されたのがその照明だったこともびっくりです。
そうか、フィンランドの街灯だったんだ〜〜♡と、ひょんなことから知った偶然が嬉しい今日でした。
そのピアニストは脳出血で倒れて右手が使えなくなってしまったそうですが、左手だけでピアノのコンサートをするまでに立ち直ったということも感動でしたし、退院後寝てばかりの時に愛猫がなぜか動かせなくなった右側にぴったりくっついてずっと寝てくれたのが不思議というエピソードにも感動!
肌寒い夜についリビングで寝てしまった時、今はいない愛猫がぴったりくっついて寝てくれたおかげで暖かくて、寒くならずに済んだ事が何回もあったことを思いだしました(涙)
時折、薄情にも私を置いて2階に寝に行ってしまうこともありましたが(笑)
一音一音が愛おしいという♡左手のピアニストの奏でる音は片手だけとは思えなくて、さらに笑顔の優しいお人柄そのままの気取らないホッとする優しい音でした……♡
先日、ご縁ありました作家様の個展に行かせていただいたのですが、そこで小さな可愛い作品を購入しました。
絵が小さいのにとっても内容が濃く、また、四角い紙の真ん中にレイアウトされていないのが面白くてそれを活かしてどんな額装にしたら映えるのかの実験も兼ね、完成したのは家で飾って楽しむ予定です。
そこのギャラリーで領収書をいただいたのですが、レトロでイイ感じの領収書でした♡
以前から、便箋や封筒はロゴ入りのを手作りしていたのですが、納品書・請求書・領収書が事務的なのがつまらなく、素敵なのに変えたいとずっと思っていましたので、そのギャラリーの方に教えていただいたネットのお店も辿りつけず、手作りしてみようと決めました。
ネットで複写出来る紙に印刷できるのがあるのを知り、色も白・黄・青・赤の4色でしたが、請求書っぽい色の黄色を買って開けてみたら真っ黄色でない品のいい色でしたので追加で青も購入しました。
できないパソコンはさらに買い替えたばかりで慣れてなくイラストレーターもなく、とっても苦労しましたが、昨日1日かかってやっと完成! (赤はお見積書にしようかなと思案中)
堂々とは言えないことですが (オープンですが^ ^;;;) どうしてもパソコンで住所や電話の行間が詰められず、結局カッターで切り貼りして;;; 裏側がセロテープだらけの原本が完成しました。
早速コピーして複写してみたのですが3枚目が薄くなるので、いちばん下を納品書の控えにして今朝お客様に初送付。
ついでに同じサイズでロゴ入りの便箋を印刷してコメントなど添えて3枚セットで送れるようにしたのですが、名前も住所もお振り込み先も入れたので、書類作成も少し楽になりそうです。
領収書は市販でいい感じのがあったのでそれを使いますが、それがなくなったら手作りしてみようかな♡
依頼していただいたのが2月末でした
最初のワクワクがだんだん焦りに変わり、でも時々大きく動き、少しづつ、少しづつ、煮詰められ、また、間が空き、また進み………春、夏、秋と過ぎていく日々……
やっと発送できました
「ゆっくりじっくり取り組んでください」という仕事は初めて
立体をどう収めるか、から考える依頼も初めて
合間に他の仕事も入り、気持ちを戻したり離れたりの繰り返しに慣れなくて
でも長い期間があったからできた作品だとおもいました
喜んでくださいますように………ただそれだけで……
毎日 気軽に使えるコーヒー用のカップ&ソーサーを探していました。
マグカップはあまり好きではなく、といってセットになっているお客様用のお気に入りの可愛いカップを使うには毎日のことですのでもったいなく、先日、コーヒーが美味しそうに見えるカップ、やっと見つけました♡
千円もしない安いカップ&ソーサーですが、とっても持ちやすくて軽くて、そして、カップの中の色が黒に白い釉薬をかけてほんのりグレーなのも気に入りました。外側の黒も真っ黒でなく茶色な下地がいい感じ。
外側がいい感じでも中が黒いのはコーヒー色が見えなくて残念ですし、感触も、ザラザラは雰囲気はありますが毎日使うには休まらない気も。
「笠間焼」と書いてありました。
カップも嬉しいけれど、でも「やった〜♡」という軽〜いタイトルはもっと別の件^^
鎌倉のリサイクルショップで見つけた一品!
見たこともない形ですがすぐわかりました。
そうです!直火式のエスプレッソメーカー!
陶器のポットに直接抽出されるのは初めて見ました。
お店の方も使えるかわからないとのことでしたが、2千円と安くて、可愛い白いポットだけでも十分満足な価格なので購入して早速お湯をいれて試してみましたら、バッチリ!!!
おまけに入れられる容量も二種類変えることができるのが嬉しいところ。直火のメーカーの上にのったポットも熱々で保温性もあり♡
今もエスプレッソメーカーを作っている海外のメーカーのロゴが入っています。
なんだかひょうきんで可愛らしい♡
エスプレッソで抽出するとカフェインも軽減されるそう。
毎日のコーヒータイム、やっと落ち着いて楽しむことができます^ ^