+ a piece of Works
今、一点製作中です。
やり直しばかりで時間かかっていますが、修行のように作っています。
一瞬の気の緩みで失敗してしまうから。
でも、作り直すたびに発見があるんです。
いま、すごく良い体験しているな〜と作りながら思っています。
年内に終わらないと気持ちよく新年を迎えられないので、年末の今ですが丸ノコの音を響かせて没頭中。
このホームページへの書き込みはいい気分転換になっています。
旦那さまがよく中国茶をいただいてきますが、なかなか飲まなくて、あるとき、コーナー作ってすぐ飲めるようにすれば良いかも、と、作った 「 飲茶コーナー 」
以前いただいて可愛くて飾っていた赤いお茶の缶に、ちゃんと中にお茶入れてテーブルサイドに置く事にしました。
烏龍茶 鉄観音 緑茶 白茶 ジャスミン茶 普洱茶 ライチ茶
そのままでは缶もバラバラで見た目まとまりもないので、長〜〜いお盆を作ってそこにお茶の缶とか茶器や、茶こぼしも一緒におけるようにしましたら、お掃除もしやすくて、お茶も毎日飲むように。
今年3月くらいに作ったコーナーでしたが、6月の検診で旦那さまは体重も減って数値も良くなり、中国茶の恩恵かと思っています。
あと少しで今年も終わりですね
クリスマスツリーの上に飾られているお星様🌟
『この星は、キリストの誕生の時に、星空に現れたと言われている「ベツレヘムの星」をあらわしているそうです。
これは東方の博士(賢者)たちを幼子イエスへと導いた星。
博士たちは、東方で不思議な星をみて、それが主の到来を告げるものであるということを悟りました。
そして彼らはこの星に導かれ、遠くユダヤの地 (現在のイスラエル) にある
ベツレヘムという町にいた
幼子イエスとその両親の元へとたどり着くことができました。』
と、ネットで書いてありました。
娘家族にクリスマスに何か手作りのプレゼント、と考えて、単純に星のオーナメントを作ろうと調べましたら、ツリーのてっぺんにあるお星様の意味が書いてあり、お守りになるとの事。
「星」は直径12cmくらいあって結構大きく作りました。
それともう一個の小さめの星。
とても喜んでくれました。
クリスマスツリーの星の意味、全然考えた事なく、意味があるから使っているのに、おしゃれ!可愛い!で終わっている事たくさんあると気付かせてくれました。
忙しくて無理かな〜と思いましたが、荷物開けた時喜んでもらえたら、と、翌日配達受付の5時ギリギリに完成。
写真撮る時間もなく、娘にお願いしましたら素敵に撮ってくれて
おかげさまでこうしてクリスマスイブにアップする事出来ました。
お守りとして守ってくれたら何よりです。
そして7月の個展の時、お婿さんが真っ先に駆け寄って気に入ってくれましたアルミの額縁。
遠方から来てくれたお礼に終わってすぐにプレゼントしたのですが
古民家再生した家のダイニングルームの一部に使われている、木毛 (もくもう) セメント板にとても似合っていて、気に入って大事にしてくれています。
木毛セメント板は、漆喰壁に描くフレスコ画の下地に最近は使われる事があると、以前テンペラ画の画家さんにお聞きした事があります。
残念ながら、今はほとんど作られていない土壁の下地に使われる藁や竹のように、隙間があるので漆喰が剥がれずらくなるのです。
オマケに軽くて丈夫で持ち運びに便利で、漆喰壁に描く作品にはぴったり!
普段目にしている建材の意外な使い方です。
この古民家再生した 建築士事務所 「L・P・D」のホームページです。
ぜひのぞいてみてくださいませ。
シンとした静かな作業部屋でふと後ろをふりかえった時、北側の窓辺の天使の羽だけに光があたっていて、ハッとしました。
南側の高い小さな窓から差し込んだ
夕方の暖かいやわらかな日差し……
まだちゃんとスタートもしていない時、手作りしたい気持ちだけはありましたので、レンタルの棚をお借りして販売するために作った「天使」でした。
そこではアクセサリーの販売が多かったので、イヤリングやネックレスをかけられるグッズにしました。
結局は売れず、我が家の窓辺でわらの入った漆喰のトルソーと並んで私の作業を後ろから見守ってくれています。
今少し大変な作業しているのですが、応援してくれている気がして
あたたかい気持ちになれました。
上の写真はご依頼いただく前の、額装された作品を飾ったコーナーを撮ったお写真です。
作品は函館に旅行された時に買われたA4サイズの風景画。
お受けした時点ではクリーム色の細いフレームの額縁に入っていて、後ろには買われた時の日にちとサインが書き込まれていました。
大事な記念の作品。
壁の右側には小さな金属のドレッシーな額縁が飾ってあり、クリーム色よりアルミの額が似合うのではとの事。
ご相談いただいたのは丸頭の釘がフレームの端に打ち込んであるアルミの額縁でした。
たしかに金属の額縁が似合いそうです。
お伝えいただいたアルミも検討致しましたが、右側の繊細なフレームとのバランスを考えた時、小さな丸頭釘が並ぶ男前インテリアに似合いそうなデザインとアルミのひかり加減が強すぎる気がしました。
そこで、ハンダで加工したいくつかのフレームを重ねて大きめの丸頭釘をうるさくない程度にアクセントにしたら、ハンダの表面の揺らぎと合わさってほどよいハードさになるのでは、と作ってみました。
変色加工も考えましたが、そのままが良い気がして何もしないで送らせていただきました。
もちろん、思い出の日にちとサインの入った裏板もそのまま変えずに。
薄い板にハンダ加工した3枚のフレームを重ねて、接着材を使って接着したのと、さらに飾りにした丸頭の木ネジでもしっかりと止めました。 ギュッ!と締めることにより、オモテ面の細いフレームに盛り上がりができ、サイドは金属加工された3枚の重なりに締め付けたところと隙間が空いたところの強弱ができて、まっすぐよりも良いアクセントになった気がします。
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金属にもとっても興味あって、鉄は素敵ですが、重いのと作業を家でするには相当のパワーが必要かと今は断念。
塗料でそれらしく仕上げるとか、ほかの金属でチャレンジしています。
わたしは色々な素材を使うので、知識はネット検索して参考にしながら、自己流が大半ですので、あれとこれはどうやったらいいんだろうとか分からない事がたくさん。
いずれそういう教室にも参加したいと思っています。
写真は真鍮のトレー。
いつどこで作られたかわかりませんが、いつかこんなのも作れたらいいなと思って、 とても安かったので買ってしまいました。
時が経っていい感じに黒ずんでいます。
早速試してみましたが真鍮同士、ハンダ試してもくっつかず断念していましたが、たまたま金属加工のところとご縁あってちょっと聞いてみました。
やはり真鍮はハンダは付くとの事。
付かなかったのは汚れをちゃんととっていなかったからのようで、「フラックス」というハンダの材料が金属の汚れを綺麗にしてハンダ付けしやすくするのですが、もっと強力なのがいまあるから、色が変わるけど試していいかとの事。
教えてもらえるのが嬉しくて、早速試してもらいました。
バケツに入った液体に、真鍮のトレーの端っこをつけたらすぐに金ピカの元の色に!
その後はまだ真鍮のハンダ付けは試していませんが、今も一部、キラキラしています。
ご縁あった記念のピカピカです。
最初、作品の周りを5ミリくらい開けて、すぐに太い幅の木のフレームに囲まれてもいいかとおもいましたが、作ってみたら重くて息苦しい感じになってしまいました。
フレームは濃茶にしようと決めていましたが、今回の作品は一回マットで額縁と距離をおいた方が絵が引き立って見えると感じ、マットを作ることにしました。
実はマットはあまり好きではありませんでした。
でもマットの役割もちゃんとわかっていましたが、マットにですら、味わいを欲しくなってしまう私です。
前から温めていたことですが、マットを手作りしていい感じにしたいなーと思っていましたので、今回初めてチャレンジしてみました。
和紙に数種類の茶色を濃度をかえて着色してみました。
写真の、和紙を置いてある下のクラフト紙の色にそっくりなのが、決定して大きな和紙で作ったマットの色です。
最初はいい感じと思ったのですが、ちょっと濃すぎてしまったようです。
また作り直してもう少し軽い色にしあげました。
もう一点の作品は絵が楕円ですので、先の四角い作品と違って余白が多いからか、マットなしで重い木の色と質感きても大丈夫そう。
チーク材でおもしろいかたちがありましたので、それを使って額縁を作ることにしました。
2点並べて展示して、いい感じのバランスな気がします。
マットに挑戦できた事は良かったです。
またマットでは試行錯誤してみたいと思います。
今回は予算がかけられないとの事ですので、色々な作業は時間かからないけれど絵に合う木材を選ぶことにしました。
最初は絵を引き締めるために濃茶のフレームと決めていたけれど、チークがいい感じで、絵にも似合いそうなので無塗装にする事にしました。
写真には写っていないですが、チーク材の面白い表情のところがアクセントになって、十分個性的な額縁になったのではと思います。
それこそ一点物です。
額装しましたのは、以前、テンペラ画の作家様に作った額縁です。彫ったところに金属入れましたが、今回は重くなる気がしてやめました。 同じデザインでも、ラワン材使ったのと彫りのところをヤスリかけてカーブつけたのと、マットな黒で、柔らかいイメージ。 あたたかみがあった方がよいかもと、絵の後ろを赤い色で着色しました。
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7月に銀座で個展、と決まった時、「銀座」というイメージにちょっと気後れしてしまいました。
私のは合わない気がしたのです。
そこでちょっとセーブかかってしまい、あまり自由に作れなくなった気がします。
その中で、油彩画とか描くかたが見にいらしたら、とキャンバスのサイズに作った中の一点。
F6 で窓寸法は 380 × 284 。
いかにも額縁、というデザインです。
以前この形で正方形に作ったことがあります。
結構気に入っていて、また作ってみたいと思っていた作品でしたので再チャレンジしました。
以前はラワン材でしたので柔らかい風合いでしたが、今回はタルクという石の細かーい粉で片栗粉みたいなのに、膠を混ぜて木に塗り重ねしましたので、カッチリ硬い仕上がりに。 木目を消すためとエッジやみぞのラインをやわらかくするために石粉の上塗りをしました。
額縁の王道だなーと思うデザイン。 銀座での個展の時の額縁は真面目だったと思っています。
今度はもっと弾けたい気分。
こういうのも作り、もっと凝ったのも作れて、自由奔放なのも作る、みたいに、自由に動き回れるチカラをつけていきたいと思って、今、古典額縁のお教室に通っています。
イタリアで額縁を学んでこられた先生の時間に変更していただいたばかりですので、これからきちんとした古典額縁の技術や彫刻刀の研ぎ方、ほか色々学びたいと思っています。
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