+ a piece of Works
額縁の大きさは一緒です。
a と b どちらのデッサンの作品が大きいでしょうか……
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きっと答えは圧倒的に a ではないでしょうか。(と、願いたい;;)
知人に見せたら左側が大きいんでしょう?と言われて、やった!と思ったWAMでした。
もし、即答で「おんなじでしょう」と言われたら困ってしまう、今回の創作日記。
実は上の模様以外全ておんなじ大きさなんです。
右側の b は最終的にお客様に提案して決定したラフでした。
ですが、作り始める前にレイアウトの再確認した時、b は 下が空きすぎて上が詰まっているのが気になり、作品とその周りの彫刻部分を下に下げて、上の彫刻する模様を大きくしてみたんです。
ここいらへんかな、と下げてみた下の部分の幅は偶然、左右とおんなじでした。
すごく収まりが良くなったのでこれで作り始めようかなと思いましたが、ふと、左側の作品が大きく見えることに気付きました。
これでスタートが決定!と思いました。
なぜなら、以前絵を習っていた時に、「 良い絵は大きく見える 」と、先生が言っていたのを思い出したからです。
目の錯覚なんです。
ということは、このレイアウトは上手くいったという証拠。
b は 大人しくて奥ゆかしくて b が好みの方もいらっしゃると思います。
お客様が b が良いとおっしゃったら bを作るつもりでしたが、ご注文が「 小さくて密度の濃い額縁 」でしたので、a をお勧めしました。
そしてうまくレイアウトできたのは、もう「動かしようがない」「無駄がない」ので、きっとその分チカラ強さが出るのではないか、と思うんです。
このラフは、前回の「 傷 」「カンナ」で登場したチーク材を使った額縁のデザインです。
次回は完成までのお話しに続きます。