+ a piece of Works
昨日は忙しい一日でした。
本当は当日配達で8時45分まで営業所に持っていく予定でしたが、結果、もう直接お渡しするしかない状況になり、細かな作業をしてから、午後に家を出てガラガラと大きなトランクを転がし、藤沢から1時間半、額縁を納品してきました。
なぜ間に合わなかったかというと、いくつかの作品の一つに、細いフレームの額縁を依頼されましたが細くて濃いブラウンの額縁に入っていたので、そのイメージに囚われて、細い額縁は経験がなくそのまま作ってみたのですが、なんだかモヤモヤモヤモヤ……
なんだかつまらない……
急遽、作り直すことにしました。
ちゃんとWAMとして考えなかった事を反省でした。細い額縁は結局、素朴な作品に似合いそうなチークをつなぎ合わせて作ったのですが、テーブルソーの横にフレームの土台を置いてサイズを合わせながら貼り付けて、久しぶりにラフな作りの額縁を作り、とっても楽しい時間でした。
きっちり作るところと、そうでないところ、やりすぎてもいやらしく、やらなさすぎてもつまらない。
いつもそこを行ったり来たりの作品作りの創作の日々です。
他にもいくつか作りましたが、三鷹の「アンダンテ」いう、コーヒー豆の焙煎販売していてコーヒーも飲めるお店で、3月に展示をされる方の額縁です。
キャラメル画という、まさに砂糖を焦がしてできた画材を使って作品を描かれている方で、すごく繊細なステキな作品です。
ほかの画材のも創作されていて色々展示されます。
下の作品は 「クレマチス」
作品は、以前ご紹介したチークのナチュラルな額縁で額装されます。
無塗装の木目と節のあるチークの額縁にとっても似合っていました。
そして、作り直した細いチークの額縁は、案内ハガキに使われた作品を入れたのですが、額縁と合わせた瞬間「わー!いい感じ!」と、思わずハイタッチ♡
作り直してよかった、と一安心でした。
3月に三鷹の「アンダンテ」で展示販売されますが、またNewsでご紹介させていただきます。
「クレマチス」 瓶 史子