+ a piece of Works
先日、知人に誘われて東京ステーションギャラリーにいってまいりました。
「アルヴァ・アアルト もう一つの自然」
フィンランドの建築家で、レンガやタイル、家具や照明、ガラス器などのデザインもしていて、現在公共の施設で当たり前のように使われていたりレトロなのがお好きな方の家にありそうな照明や椅子などが展示されていました。
額縁の世界に惹かれて入りましたのも、絵画よりインテリア好きだからなのかもしれません。インテリアの本は家具から飾ってあるものまで隅々まで見てしまうくらい大好きなんです。
今回の展示で目にとまったのが建築のラフデザインなどを描いた紙でした。
薄紙に描かれていたのですが、その薄紙は随分前に絵を描いていた時に使ったことがあってとっても便利で気に入っていたのですがすっかり忘れていました。
トレースをする時のトレーシングペーパーと言えば無色の透ける紙が主流ですが、どうも好きになれないのです。
描き直しもしたいし雰囲気を掴むために描きこみたいのもあり鉛筆で描いているのですが、鉛筆で描くと擦れて消えてしまったり消しゴムも使いづらく描きこみにも限界があります。
最近トレペを使う機会があり、ちょうどなくなってしまったので、買わなくてはと思いながら、トレペか〜〜……と思っていたところの今回の再会でした。
早速アマゾンで探してみました。
オストリッチの「イエロートレースペーパー」のようです。
さすが!今は便利な世の中です。翌日は手元に届きました。
残念なのはイエローと名前がついていますが、黄色すぎること、でしょうか。展示のペーパーは品のいいアイボリーでしたから。(ちなみに以前つかっていたのはオレンジでした。アイボリー探さなくては;;;)
ですが、この紙の透け感はすごく良くて、先に載せましたインテリアの本の写真も透けてはっきりと見えるのがお分かりと思います。
表面はふつうのトレペと似ているのですが、鉛筆での感触は程よくザラザラしているので強弱の線もしっかり描くことができ、結構丈夫で消しゴムを使っても破けづらいのは嬉しいことです。展示の作品も全て鉛筆でしたので、鉛筆に最適なのでしょう。
紙の厚さは1平方メートルの重さで表されますが、26g / ㎡ なので、すごく薄いけれど問題なく丈夫なのがすごいです。
「ザラザラ」が描く時に心地いいんです。
ロールの大きさが色々ありますので、選べるのも嬉しいこと。
誘われて行ってよかったーー!と思えるくらいグッドタイミングな再開でした。
まだ、デザインこれから練らなくては…………💧