+ a piece of Works
「INDIGO」 北野さほ 作品サイズ 427×370
(正面写真はworks 漆喰額縁にアップいたしました)
「 +News 」でご紹介しました「青のコレクション展2019」
国立駅からすぐの「ギャラリー国立」での企画展のテーマです。
とっても人気のテーマで毎年恒例となっているそうですが、たしかに「青」にはたくさんの魅力を感じます。
その中でも「INDIGO」の「青」はどれだけの長いあいだ多くの人を魅了してきたでしょうか。
今回はその色をテーマにした作品の額装依頼でした。
意外でしたのは、作品が細い筆記具の筆圧で凹凸があり、それを活かすためにアクリルはいらないとのこと。
初めて作品と対面した時は凹凸があるのでアクリルと作品のあきの間隔をどうしようかと思ったので、「アクリルなし」にはとても納得しましたし、アクリルがない方がたしかに作品の魅力が伝わりそうです。
裏からの処理の必要があるかもしれないと思ったので、水性ののりの接着剤を使っても大丈夫だろうか、と調べたのが創作日記「画材」でのペンのにじみの実験のホームページでした。 1時間水に浸けても滲まないことがわかり、安心しました♡
フレームは黒漆喰とザラザラの表面をご希望でしたが、以前作った黒い漆喰は暖色の黒ですので、ほんのりインディゴ色を感じるクールにした方が作品に馴染むのではと、ほんのり青の顔料をのせて漆喰に砂を混ぜたり表面に撒いて馴染ませたりして黒漆喰の部分を完成させました。
黒漆喰と白漆喰のコラボレーションは初めてでしたし、ここまで薄い漆喰仕上げも初めてでした。
また、創作の引き出しに新たにいくつか入れることができた額装でした。
国立にはギャラリーがたくさんありますので、ついでにギャラリー巡りも楽しめますし、古書店には、さすが「国立」と思うくらい、美術書やクラシックのCDがたくさん置いてありました。
お庭も綺麗なバラの家も多く、季節も良いですのでお散歩も楽しみにぜひ、お出かけくださったら嬉しいです。
ギャラリー国立 http://www.gallery-kunitachi.com/index.html