+ a piece of Works
2019.10 創作日記
WAMは創作額縁ですので自由に心のままに作っていますが、以前習いました基本をさらにしっかり見につけ良い作品が作れたら、との思いで、 昨年からイタリアで額縁の修行をしてこられた先生に古典額縁の技法、基本を習いに行っています。
なかなか通う時間も取れませんが、プロ並みの色々な生徒さんの作品が見れるのも楽しみですし、おしゃべりも楽しいお茶の時間も(^^)
今までテンペラ画で経験していた宗教画の「模写」
今度は古典額縁の「立体の模写」に初めて挑戦しましたが、複雑でないように見えた額縁のシンプルな模様も写真の陰影から型を読み解くのに予想外の苦労でした ; ; ;
金箔の額縁の写真は真正面で、光は斜め上から。
小さいカタログを撮ったので少し荒れていますが、四つの角の模様がそれぞれ違って見えて、どれが本当の型なのか…………
先日、毎回迷う私にたまりかねて、ついに先生が手を入れてくれました。
先生が一刀二刀入れてくださった途端に一気に型が見えてきて、ほかの生徒さんとも、全然違う〜〜‼︎と驚くくらいのくっきりスッキリ!
すごいなぁ!と改めて感じた一コマでした。
まだ細かい仕上げはありますが、次は右側、そして1個をしっかり完成させてから残り3個を手がけ、本体の彫刻を完成させてこの型を貼り付けて、石膏を塗って……
完成までの道のりは遠く……でも楽しみです♡
今年前半にご注文頂いていたのは、絵を入れる額縁でなく初のディスプレイケースでした。
試行錯誤の末必然の模様もやっと見つけられて、いよいよ製作に取り掛かりますが、そこにはしっかり彫刻のデザインも入っています。
ちょっとしたコツとか、教えていただいたことを参考に喜んでいただける作品を作らなくっちゃ!