+ a piece of Works
2019.10 創作日記
額縁製作には、木材を正確な角度や幅に切り出すことが必要です。
その木材の切り出しに、「治具」という道具があればとっても便利!
必要がない自由な額縁もありますが、それが狙いでない限り不必要に歪んでいたら見ていて落ち着かないのではないでしょうか。
最初の頃は45度で苦労し、組み立てれば隙間ができたり、なんでここでこんなに時間取られてしまうんだろう;;;と泣けてきたこともあります。
治具が壊れたこともあり、家にある材料でリセットしようとここ2日ばかり、工具や治具の見直しと製作をしました。
大きなテーブルソーは、丸ノコ刃とテーブルがちゃんと直角かどうか、同じ幅で木材が切れる平行定規と丸のこ刃が並行かどうか、息を止めて確認;;;
そのチェックの後は、いよいよ治具製作。
壊れた治具とシナベニヤで直角と45度に切れる治具の材料を切り出し、定規を当てて確認しながら慎重に接着して先ほどようやく完成して一安心♡
治具の角度があっていなかったら、全てガタガタになってしまうので、とっても大事な作業です。
人それぞれに工夫した治具もYouTubeで紹介されていますが、もの作りをすればするほど治具のアイデアも浮かび、使いたい道具が見えてくるものなんだなーと、すごい匠の自作の道具への思いを、レベルこそ違いますが少しは理解できるようになったWAMでした。