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どこでもどんな場所でも見つけられる「ハルジオン」
子どものころは「貧乏草」と聞いた記憶があり、雑草の代表のようなお花ですが
そのハルジオンにも栄光の時代があったことを知りました。
大正時代、北米からわざわざ輸入した貴重な園芸植物だったそうです。
ところが生命力が強かったがために商品価値がなくなり
最後には除草剤で除草されるまでに;;;
けれどハルジオンは除草剤にも負けないように変身して、いまだに咲き続けているのだそうです。
弱々しかったら今頃は価値があり、お花屋さんで可愛いお花として大事にされていたのかな〜と思うと
ちょっぴり複雑な気持ちになりました。
その文章を読んで、雑草だらけの我が家の庭にもあるのかな〜と探したら
ちゃんとしっかり桜の木の根元に見つけることができました♡
1か月手入れされていなかった庭は今、雑草の可愛いお花たちが春らしい装いを作ってくれています。
きっと怪我せず元気で家にいたら花が咲く前に抜かれていたお花たち………
駐車場の脇には植えた記憶がない可愛い小花が連なって咲いてくれています
雑草とは呼ばれていませんが、昨年のこぼれ種で忘れな草も咲いていました。
強かったがために、雑草として咲き続けるハルジオン
お花屋さんでなく、あちこちどこでも場所を選ばずに可愛く咲き続けるその姿は
人の価値観に関係なく
とても自由で幸せそうに感じました♡
久しぶりに帰ってきた日、庭の樹々は日差しを浴び風に揺れる新緑が鮮やかで、鳥の鳴く声にも癒されました。
そして一ヶ月居なかった間に、庭は様変わりしていました。
庭を見渡すといくつかのお花は咲き終わって、毎年楽しみにしていた玄関横のハナニラ群ももうドクダミに占領されつつありました。
でも目を引いたのが小手毬。
植えたのが3年前で、昨年は花の記憶がないくらい元気がなかった気がします。
でも今年はたくさんの花をつけて、私を迎えてくれました♡
桃栗3年といいますが、今まで庭に植物を植えて3年後に一気に元気になると感じます。
私が初個展をしたのが、2018年7月
今年7月で3年になります。
その頃どんな私になっているのかなぁ〜
今日は雨。
まだ動くのが不自由な今、雨に濡れた小手毬を見てこれからに思いを馳せる私でした。