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2020-08-04 12:19:00

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 2019年10月にこの額縁についてアップしています。

昔の金箔の額縁の写真の陰影から、立体の形を読み解くことに苦労したという内容でした。

 

月1回、おやすみの月もたくさんで遅々として進まなかった額縁でしたが、アドバイスをいただきながらお教室だけで時間かけて彫り進めてまずは一個を完成。

続きはそれを見つつ自宅で完成。

 

今年ももう8月ですが、まだ、きれいにしたり微調整したりがあるけれど、やっと先に進めて嬉しい限りです。

 

でも見本の写真より高さがあるので、あいだにも彫刻した立体をはめ込んで四隅を繋げた方が一体感のある額縁になるかなとデザインを思考中です。

 

いつもアップしている額縁と違って「いかにも額縁」らしい額縁。

 

見本として作っているので4つに分けて仕上げは塗装を変えてみようと思っていますが、古典技法による仕上げは金箔の輝きや黒トノコの鈍い光など、お教室の壁にたくさん飾ってある額縁の「本物」のパワーにはいつもワクワク。

 

でも、いずれ「古典額縁+WAM」な額縁を作ってみたいと思っています。

 

今から仕上げが楽しみです