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2020-08-19 10:52:00
8月最初の創作日記には、やっと進めることができた古典額縁のオーナメントの彫刻についてアップしましたが、その後高さのある四隅のオーナメントをつなげる薄い「オーナメント」を製作しました。
石膏を膠で溶いて少しづつ塗り重ねて模様を盛り上げる技法もあるのですが、薄い板に彫刻した方が盛り上げる手間も減り、エッジも効いたアクセントになるのでは、と作ったオーナメントでした。
先日、イタリアで古典額縁を学び今は教室で教えてくださっている先生にお見せしたのですが、前回の「シルバーグレー」のように、額縁用語で初めて聞く言葉がありました。
追加で薄い板に彫刻した「オーナメント」と思っていたのは、「アップリケ」という言葉で表すのだそうです。
まさに幼稚園バッグなどに縫い付けたりする可愛い♡アップリケとおんなじ意味だそう。
家に帰り早速ネットで検索してみたのですが、 額縁用語として見つけることはできませんでした。
きっと日本ではメジャーな表現ではないのかもしれないなと、本場の額縁用語を知ったちょっと得をしたような嬉しい出来事でした。
まだ本体の木地の彫刻を予定しています。
せっかくの機会、手間がかかるコテコテな額縁を作ってみようと思います♡
また途中経過をアップしたいと思います。