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お教室での作品の仕上げを進めていますがと、彫刻刀の使い方も本当〜に少しづつですが、慣れてきた気がします。
複雑にして手間をかけたデザインですが、その製作過程で時折いただく一言のアドバイスがとても役に立っていて簡単に終わらせず複雑にしてよかったな〜と思います。
以前、「研いでいない彫刻刀で彫ったみたいな仕上がりだから頑張って研いでみて、きっとできるから」との一言で、諦めて奥に仕舞い込んでいた砥石を出してきて研いでみました。
うまく砥げないのもありますが、時折いい感じに彫れるようになったのもあり、諦めていただけにそんな時はとっても嬉しく♡
一言頂けてよかったと思います。
ダメな彫刻刀にしたらどうしよう;;;と尻込みしていた研ぎでしたが
よくよく考えてみれば、そんなに怖がる事ではなく失敗したらまたメーカーに送って研いでもらえば良いことだし、切れるまであれこれやって研いでみる、という事だけなんだなぁ〜と
諦めていたこと、できなかったことが少しでもできるようになって嬉しいです♡
4面同じデザインなので、時折彫っている場所を間違える時があり;;;
彫りの高さや大きさの見本にするところと彫っているところの目印に緑のメンディングテープを貼っています
お教室では額縁は彫刻しやすい柔らかめの木を使っています。
彫りのラインをスッキリきれいなラインにするため、彫刻刀を木槌で叩いて一回で深めに刃を入れるのですが、日本の彫刻刀は叩くようにできていません。
木槌で叩くこともできるドイツの彫刻刀が手に入りにくく、とりあえず日本製の安めのをネットで見つけたのですが、偶然にも以前購入した藤巻の彫刻刀とおんなじメーカーでした。
メーカーとしては不本意な使いかたかもしれません
m(_ _)m;;;
でも価格の割に普通に使ってもとても切れ味がよく、重宝しています。
今は木槌の代わりに金属の金槌をつかっていますが、少しづつ揃えていきたいと思います。