+ News + a piece of Works
横浜中華街にはふたつの中国のお寺がありますが、そのひとつ「横濱関帝廟」の目の前に雰囲気のあるレトロなビル「横浜バザール」があります。
そのビル入ってすぐのロウソクのお店のオーナー様がWAMに額縁を依頼してくださいました。
「小さなキャンドル工房 & ショップ あおたま別館」はロウソクの販売とワークショップ、そして可愛いらしいサーモンピンクの壁面にはウォールギャラリーとしてたくさんのアート作品も展示されています。
西田陽子 「ふりかえらずに ゆっくりすすむこと」
西田陽子「お散歩」
お店には銅版画作家の西田陽子さんの作品が3点飾られていますが、そのうちの2点はWAMが額装しました。
1点は作家様の個展で購入されたWAMのオリジナルデザインの額縁に入れた「お散歩」
もう1点は、スコットランドのエジンバラの古城と旧市街地が大好きなオーナー様がご提案下さった古城の重厚な扉のアイデアを形にしたまさに扉のような鍵穴のある額縁です。
額装する作品は気品がありイメージがピッタリの案だと思いました。
鍵穴まわりは鍵を入れようとして長い間に擦り減った感じを出したく、他も含めて翌日指が痛くなるくらいヤスリがけをたくさんしました。
リアルドアの製作はとても楽しかったです♡
磨いて楽しみたいとおっしゃっていたので、仕上げは蜜蝋ワックスに。
鉄イメージの大きな蝶番も同じように磨いていただいたら、丸頭のネジ山や触れる部分には黒光りした鉄の艶が出て、もっと味わいが出てくると思います。
鉄サビ塗装は木に塗装できるのですが、やっぱり本当の金属を使って製作したいと思い、丸頭のネジとハンダで元を製作しました。
塗装すれば見えなくなりますが、金属で作ることはきっと、何かが違うと思います。
少なくとも私は満足しています。
そして壁掛けとスタンド両方できるようにとのご依頼で作ったスタンドの蝶番も、鉄で錆びたのを使いました。
どうぞ、お近くにいらした時はぜひお立ち寄りくださいませ♡
あおたま別館
作品の写真はご注文くださったオーナー様がインスタグラムにアップしてくださったのが素敵で使わせていただきました。