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2021-02-17 10:02:00
瓶 史子 「青い鳥の棲家」
パネル・和紙・アクリル
今回のトレータイプの額縁は仮額のような細いフレームを作家様が希望されました。
作品が大きくないので幅のあるフレームでもいいのですが、個展などでたくさん作品を展示したいときには額縁が目立たないので、会場の空気を作品のカラーで満たすことができる額縁です。
壁と絵の間に細いフレームでワンクッション置くことで絵が後ろの壁から切り取られて、より絵に集中して世界観を感じることができると思いました。
一種類の角材から切り出した細いフレームは単調になりがちですが、このフレームは合板の重なったところを見せて作ってありますので、さりげないアクセントになりました。
絵の下も、見えないけれどワームグレーを塗装してありますが、作品を小さくして後ろの色もいかすこともでき、作品によっては大胆な色も似合うと思います。
今回アクリルは使っていませんが、このトレータイプはフレーム部分を作品よりすこし高くしておけば、いずれ必要なとき上からアクリルを置いて四隅をネジや角を保護する金具など使って止めることもできます。
デザインとしてもいいアクセントになりますが、もちろん、ネジも四隅の金具もそのままでなくサビ塗装や何かを施すなどして遊ぶこともできるのは良いですね!
瓶 史子 「Wall」
パネルに和紙・mixd
同じトレータイプですが、古木を使い、塗装もステインをムラ塗装してあります。
トレーは色々に変身できる額縁です。
絵だけでなく、色々に使えるトレー型。
ドライフラワー・厚さのない立体・ちょっとフックをつけて生花など
あ、本当にトレーとしても大丈夫!