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「Madonna & Child」 青木フランシス幸子
昨年のWAMの2月の個展でこのアルミの額縁が展示されました。
作家さまは一度帰られたあと、この額縁に入れたい絵がひらめいた と再度いらしていただきご購入してくださいました。
どんな作品なのかずっと楽しみにしていましたが、今回作品を拝見することができると聞いて
とってもワクワク♡
『「Madonna & Child」は教会のイメージから、幼い私と若き頃の母を聖母子像にみたてました。』とのことですが、
お母さまの水玉模様の現代のお洋服が、かえって見慣れた宗教画の多くの人に向けられた聖母子像の「愛」とはまた違う、ひとりの母親の大切な子どもにむけられた深い愛を感じて心がじんわり温かくなりました♡*・゜゚・*:⭐︎
古代エジプト人やユダヤ人にとって、果物は「豊穣」や「豊かさ」を表していて、キリスト教ではイエスが聖母マリアの〈最初の果実〉と形容されるそうです。
そんなたくさんの果物と可愛いお花に囲まれた現代の聖母子像は、見ているだけで幸せになれそう♡
そんな作品を入れていただけて私もとっても幸せです♡
「Joy」 青木フランシス幸子
そして2018年のWAMの初個展のために製作した布を使った渋い色の額縁には、可愛い作品が描かれていました。
タブロイド版が入るくらいの大きめの額縁には、金色のキスチョコが大きく描かれていて、可愛い天使がちょっと重そうにチョコを持っている 私には考えられない発想の作品!
キスチョコの文字はバッハの名曲「主よ 人の望みの喜びを」
画面の上には 「BACH バッハ」を花文字ににして描かれています。
色鉛筆と金箔を使って描かれたそうですが、緑色の布の雰囲気に合わせてくださったとのこと。
昨年のWAMの個展で作品をお願いした時に強い黒い楕円の額縁に描いてくださったことがあったのですが、額縁に負けないように苦労されたエピソードをお聞きしているので、もしかしたら悩まれたかな〜と申し訳ない思いになりつつも、あまりにピッタリなのできっと楽しんで描いてくださった!と思うことにしておこうと思います(^^)
作品に合わせて額縁を製作することが多いのですが、作品のイメージが湧き上がってくるような額縁をもっともっと作っていきたいと思わせていただきました。
「椿の紋章」 青木フランシス幸子
「葡萄泥棒」 青木フランシス幸子
この作家さまはちょっといたずらっ子な子どもや動物を可愛いく描くのが得意です。
自身が飼っていたり以前飼っていたワンちゃんがよく登場していますが、そのワールドも大好きです!
上の2点の額縁はエンジュという木を使って製作しました。
新しい作品とともに懐かしい額縁に会うことができて、7月に製作を再開したばかりの私にとって良い刺激となりました。
8日までの展示になりますので、ご無理なく;;;の今ではありますが
可愛い作品たちに会いに行っていただけたら嬉しいです!