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西田陽子さんのインスタグラムより 「おさんぽ」
以前作った額縁の再注文がありました。
本当ならできる限りそっくりに作るのが当たり前かもしれません。
けれど、ほんの少し変えるだけですが、こうしたら絶対にもっと良くなると思う時はその時に思った通りに仕上げをします。
今回は、以前のよりもっと味わいを出した方が良い気がして仕上げの時の風合いを出す作業で結構手をかけました。
ステイン塗装した後金属ブラシで木目を浮き立たせたのですが、その途中の色の落ちた感じが気になって写真を撮っておきました。
祭壇画などに使われる凝った形のタベルナクル額縁などにこんなかすれた仕上げをしたら素敵かな〜〜と ・:*⭐︎
そんな風に、時折、作業途中でいい感じ!と嬉しい発見があります。
その後はステイン塗装をして完成。
気に入ってくれてインスタグラムにもアップしてくださってホッとしました。
いくら自分がよいと思う仕上げをしてもそれぞれ好みがあります。
いい感じにできたから喜んでくださるかな〜♡との期待と同時に、でも気にいってくれるかどうか ;;; の両方でドキドキする毎回のメール待ちです。
銅版画作家の西田陽子さんは6月22日〜30日に西荻窪のギャラリーで個展をされるとのこと。
遠くで行くのが難しい方は、ギャラリーのホームページや西田陽子さんのインスタグラムでの注文もできるそうですのでのぞいて見てくださいね!
行けそうな方は是非どうぞ。その際はマスクをお忘れなく(^^)♡
ギャラリー寿庵 http://www.iseyajuan.com/
西田陽子インスタグラム yoko.nishida.obla
一輪挿しの注文がありました。
白い漆喰で製作することになりましたが、一輪挿しは初めて作ります。
アイデアに結構時間がかかってしまったのは、「WAMさんらしい一輪挿し」というご希望にこだわってしまったからでしょうか。
素敵な一輪挿しはたくさんあり、素材や仕上げで私らしくと思いつつ、形にこだわればやりすぎなデザインになってしまったり、シンプルにしようと思えばどこにでもあるなーと思い、なかなかラフをお出しできませんでした;;;
やっとラフを数点完成させて、選んでいただいて決まり製作に入りました。
お花を絶やさないように長く楽しんでいただくには丈夫に作らなければなりません。
壊れてもすぐ購入できる某100円ショップの細長いガラスの容器を使用。
壊れないように金属のプレートを使い水漏れないようにハンダで接着して形を作り漆喰が剥がれにくいように寒冷紗を貼り付けて土台が完成。
漆喰にも欠けづらくなる素材を混ぜて形を作っていきました。
朽ち果てた神殿のイメージ。
ぜひ、とお願いしてお花を生けた写真を送っていただきました♡
お花のパワーを描きたいときれいなお花の作品をいくつも描かれていて、小さいお子さんがいますが、ギャラリーでの展示や他色々と活動していて常に前向いて頑張っている作家さんです♡
これから生け花を習う予定とのことで、もっともっとお花と向き合う時間も増えていきそう。
この一輪挿しでそのお手伝いできたら幸いです。.:*☆
今、我が家の庭にもカシワバアジサイやアナベル、他の紫陽花が綺麗に咲いています。
そしてひっそりと目立たない場所で咲いているのが、年々大きく育っている大きな株のアカンサス。
我が家でなくお隣と我が家の間の狭いところに人知れず咲いています。
植えた記憶がないとのことで、鳥が運んできたのかも知れません。
外から見えないその場所は、我が家しか楽しめていない、プチ「秘密の花園」…でしょうか。