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marie 個展
[ よるのすみか ]
2023年4月1日(土)〜4月30日(日)
会場 : Tres Gatos
営業時間
木~土 13:00~22:00
水 17:00~22:00
日 10:00~17:00
定休日 : 月・火
鹿児島市東千石町5-12 キューブビル1F
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繊細なタッチで異国情緒あふれる美しい世界
静謐さを纏った子どもや動物の姿を描く
アーティスト marieの
トレスガトスでは初めてとなる
個展を開催いたします
ハガキサイズの原画作品や
ノベルティを展示販売いたします
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WAM FRAME INFINITYの額装作品は
案内ハガキの作品を含めて3点展示されます
どうぞお近くの方はぜひ行かれてみてください
(額装作品は創作日記にてご紹介しています)
「星屑サーカス」 marie
今年11月のmarie様の個展はWAMが全ての作品を手がけることになっていますが、4月1日から開催される鹿児島市のギャラリーの個展でも3点額装作品を使っていただきました。
案内ハガキの額装作品はハガキサイズになります
サーカスのテントのイメージをデザインにしましたが、その型がスタンドにも似合う気がして、壁に掛けてもスタンドでもmarie様の作品を楽しんでいただけるように制作しました。
木はチークを使っています。
「星が溶けてなくなる夜に」 marie
もう一点は木地に直接盛り上げ模様を入れて黒トノコで仕上げました。
作品の色合いがシックなので、黒で大人らしさもありつつも可愛らしさも出したくて模様も入れてみました。
全体からうけるイメージを繊細にしたくてフレームの厚さを薄めに♡
「月と散歩」marie
99×73 と小さめな作品
でもインパクトがしっかりある作品です
小さめなので額の色を濃いめにして四隅の大きめなアクセントでちょっぴり強めのデザインの額縁にしました。
大きめの作品の中で
小さくっても自己主張できるように♡
相変わらずの「風合い」もしっかり加味して♡
鹿児島での展示となりますが、marie様の作品と共に楽しんでいただけたら幸いです。
★ Tores Gatos
★ 作家様 Instagram
marie.gallery_
Atelier LAPIS が
横浜本牧絵画館の研究者支援プログラム展示に選ばれ、今展示の真っ最中です。
3月26日が最終日となります。
間近に観なければ伝わらない作品の数々でした✨
ぜひ直接観に行っていただきたい✨と思いました♡
石原 新三
[絶えざる御助けの聖母]模写 ガラスモザイク
部分写真
小此木 あつ子
[ベノッツオ・ゴッツォリ/ 東方三博士の礼拝部分模写]
部分写真
筒井 祥之 [石原靖夫/テンペラ技法見本模写]
部分写真
田 佩玉 [女性詩人]
部分写真
斎藤 留利子
[フラ・アンジェリコ/リナイウォーリ祭壇画 奏楽の天使(模写)]
部分写真
斎藤 留利子
[ミケリーノ・ダ・ベソッツォ/聖ルチア・祈祷書(模写)]
部分写真
鈴木 深雪
[ブシコー元帥と工房/東方三博士の礼拝(模写)]
部分写真
かつてヨーロッパにおいて
教会や王侯貴族らが主役だった時代では
絵画や額縁などは煌びやかな世界を作り上げてきました
Atelier LAPISでは
14世紀から17世紀までの絵画・額縁・彩飾写本の
研究・創作を続けています
機械によるものや既に加工されたものからでは
決して作ることのできない「素材から人の手による創作」により
かつて長い伝統の中で培われていたまばゆい技
「古典技法」を見直し
一つひとつを大切にしていた創作の起源を
現代に蘇らせ
更なる可能性を探求しています
Atelier LAPIS 代表 筒井 祥之
アトリエラピスホームページ
https://atelier-lapis.com/?page_id=4276
本牧絵画館
[ヨーロッパの古典技法]
ー 絵画・額縁の魅力ー
アトリエ ラピス
3月11日〜3月26日
横浜本牧絵画館
古典技法の額縁や絵画を学ぶことができる
「アトリエ ラピス」の展示のお知らせです
横浜本牧絵画館の
研究者支援プログラムに選ばれ
横浜本牧絵画館で展示されています
講師や生徒さんの過去作品の集大成の
金箔やテンペラ画や数々の作品となっています
ギャラリーとなぜか空気が違います
美術館なんだと思える
素晴らしい展示となっています
秋の作家様の個展に向けて作った2点の額縁。
上は木目を出したくて、エンジュという木を使いました。
ステインのホワイトとアクリルガッシュでムラに仕上げようと思いましたが、先にステインのチークを塗装してからアクリルガッシュのオフホワイトを薄めて塗ってみたらなんだか可愛らしい色になり、作家様の作品にとっても似合いそうなので2回の塗装でストップしました。
小さなお花の盛り上げた模様はパスティーリャ装飾と言って、膠を混ぜた石膏で凸に描いてアクセントとしました。
ヤスリかけた時に白い下地では目立つので顔料を混ぜましたが、チーク塗装で茶色ものせたので奥深い色になったと思います♡
もう一点は、古典額縁。
これはエッジをソフトなラインにするのとアンティークの経年の風合いを出すため膠と石膏を混ぜ、全体を塗装。
やはりアンティーク仕上げの欠けなどで白地が見えたら目立つので、松煙という漆喰を黒にする松の煤(すす)を混ぜてグレーの地色に
パスティーリャ装飾も同じグレーで描いて、仕上げは膠と黒ボーロを混ぜて数回塗装。
サイドは全部黒でなくチーク色の木の部分も残して完成にしました。
マットを使わず窓全部に作品を描きたいとのことでしたので今回は隠れマットを制作。
2mmのシナベニヤのサイドを1ミリに削って張り合わせていますのと、紙ではないので強度もしっかりしています。
作家様がとても気に入ってくださって、どんな作品を合わせようかワクワクします♪と言ってくださった言葉は何よりの励みになりました♡