+ News + a piece of Works
インスタにもアップしましたが、10センチから育てたパキラ
うっかり;;; 貴重な3本の枝の一本を折ってしまい ( ; ; )
けれど ずーっと何年も幹から出ていなかった新芽が次々と出てきて♡
折れたら次の枝を!と
ひたすら前向きな植物の強い生命力に感動!
そして引っ越し当時は瀕死の状態だったけれど
こんなに元気になりました!
私も少しづつパワーチャージされてきて、製作に没頭できる自分が嬉しい今です♡
チークとハンダのコラボ作品
後ろは金物のトンボを使わない
壁に隙間なくピッタリと飾れるシンプルな細いフレームの額縁2種類
少し金属が重たいかな〜
もっと軽くしたほうが良いかな〜
絵が負けてしまわないかな〜
など試行錯誤しています
箱が完成を待って
スタンバイしています^^
ありがとうございました
SUMMER ART COLLECTION
&
SALE
2021.7.21-8.6
国立のギャラリー「マール」にて
WAMが額装した作品が2点展示販売されます。
お時間ありましたら
ぜひいらしてみてください
https://www.artgallery-mar.net/
ずっと以前から気になっていた額縁のトンボだらけの後ろ姿。
今回小さな額縁でトンボを使わない額縁にチャレンジしてみました♡
木もフレームと同じか額縁の雰囲気を損なわない材質の硬い木を使い、きちんときれいな後ろ姿になるように気をつけました。
細いフレームの時には、金具を使わないと横から見てもきれい♡
昔の額縁の裏板の止め方と知人が言っていて、きっと昔は金属が貴重ですべて木材で作っていたのかもしれません。
かえってスッキリしてきれいな後ろ姿が気に入っています。
押さえの棒をしっかりとした木を使うことで溝を彫っても丈夫です。
その溝に釘などを引っ掛けて壁面にピッタリに飾ることができます。
写真は来年秋の展示のための額縁ですが、他の方のご依頼で作る予定の額縁のご説明で以下の写真を添付しました。
さらに縦に一本入れて天地の棒が外れない役割と同時に横の展示もできます。
溝は彫刻刀で彫ってから貼り付けしたりと、ピッタリに作るための慣れない作業に手間取っていますが、7点作った最後の方では少しコツを掴めて作業も早く綺麗にできるようになりました♡
先にInstagramで製作過程をアップしていますが、来年に向けて作家様に送る額縁、予定より遅れてしまいましたが無事完成しました。
インスタで日々のアップ、創作日記でまとめてアップ、そんな形になりつつあるこの頃です。
アクセントの十字架と窓周りの四隅は作る型が小さく薄いので、丈夫そうなエポキシパテの金属の方を使いました。
金継ぎはやったことはないのですが金属のエポキシパテを使われるかたもいるそうです。
エポキシパテで作った飾りの塗装は鉄錆風にするために、画材店で売られている細かい土の粉とアクリルジェッソを使いました。
赤錆が擦れて鉄の凸部分だけ下の黒い錆びた色が出てきたイメージ
以前は本当に鉄錆が酸化して赤錆に変わる一液二液と塗る塗装を使っていました。
時に応じて臨機応変に使い分けていこうと思います。
フレームの左右はサイドから見て真っ直ぐではなく真ん中が低くなっています。
真っ直ぐよりも繊細なイメージがしますし重さがなくなって絵の邪魔をしない気がして。
ラフ案ではもっと小さく作ろうと思っていましたが、小さすぎると感じ大きめにして製作しました。
ヨーロッパの蚤の市で偶然見つけた額縁のイメージです♡
「ラピス時間」にてテンペラ画の模写をスタートさせましたが、顔料のホワイトに何を使おうか迷った時「シルバーホワイトなら虫が来ないから」とのことでシルバーホワイトを使うことにしました。
シルバーホワイトは取扱注意の✖️の印が入っています。
傷とかあれば良くないからなるべく手に付かないように、との言葉にあらためてちょっぴリ緊張感;;;
我が家の顔料ではどんな危険性があるのか、帰ってから✖️マークの顔料を見てみました。
油絵・透明水彩・アクリルなどの絵の具は安全だそうですし、危険マークの✖️が入っていても危険性は非常に弱いとのことで今は安心して使えますが、
過去の歴史には非常に危険な鉱物や金属を材料にした顔料が作られていたそう。
「危険な顔料」で検索してみたら題名もアップした作品にも心惹かれるブログを見つけました。
Shiva's artさんのブログの『歴史に残る危険な「色」』
この題名とお写真、そのまま引用させていただきました。
(パリスグリーン使用の絵画)
(鉛白使用の絵画)
「Shiva's art 』さんのブログより
19世紀にドイツで生産されていた人工顔料の「パリスグリーン」は、その鮮やかな緑色で絵の具や家具、建築用顔料など幅広く使われていたそうです。
しかしヒ素由来の強い毒性を持っていて使用者をヒ素中毒にしてしまう恐ろしい「色」だったそう。
かのナポレオンもパリスグリーンを寝室の壁紙に使用して、毒の影響を受けたと言われていたそうです。
「鉛白」は鉛中毒
発色の良さからルノワールなど多くの画家に使用されてきたそうです。
(オレンジ色のイメージ写真)
鮮やかな色合いの食器が人気になり大ヒットを記録した陶器食器もウラン酸化物を使用していて、高い放射能が検知されたそうです。
今も危険を承知でのコレクターがいるとのこと。
歴史の中で、上記の 白・緑・オレンジに関しては人を死に至らしめてきたとして法律で使用を禁じた「危険な色」だったそうです
危険とわかっていても禁じられるまで使い続けていた鉛白の持つ密度・不透明度・温かなトーンに魅せられた画家達
危険ではないけれど、あの「金」よりも貴重と言われ、画家フェルメールの家族を借金の泥沼に陥れたという顔料「ウルトラマリン」
どうにもならないとわかっていてもその魅力に引き込まれて心が病んでしまう恋愛のようだなぁ と
ちょっぴり切ない記事でした。
「shiva's art」
https://shivasart.net/blog/1529/