+ News + a piece of Works
Atelier LAPIS が
横浜本牧絵画館の研究者支援プログラム展示に選ばれ、今展示の真っ最中です。
3月26日が最終日となります。
間近に観なければ伝わらない作品の数々でした✨
ぜひ直接観に行っていただきたい✨と思いました♡
石原 新三
[絶えざる御助けの聖母]模写 ガラスモザイク
部分写真
小此木 あつ子
[ベノッツオ・ゴッツォリ/ 東方三博士の礼拝部分模写]
部分写真
筒井 祥之 [石原靖夫/テンペラ技法見本模写]
部分写真
田 佩玉 [女性詩人]
部分写真
斎藤 留利子
[フラ・アンジェリコ/リナイウォーリ祭壇画 奏楽の天使(模写)]
部分写真
斎藤 留利子
[ミケリーノ・ダ・ベソッツォ/聖ルチア・祈祷書(模写)]
部分写真
鈴木 深雪
[ブシコー元帥と工房/東方三博士の礼拝(模写)]
部分写真
かつてヨーロッパにおいて
教会や王侯貴族らが主役だった時代では
絵画や額縁などは煌びやかな世界を作り上げてきました
Atelier LAPISでは
14世紀から17世紀までの絵画・額縁・彩飾写本の
研究・創作を続けています
機械によるものや既に加工されたものからでは
決して作ることのできない「素材から人の手による創作」により
かつて長い伝統の中で培われていたまばゆい技
「古典技法」を見直し
一つひとつを大切にしていた創作の起源を
現代に蘇らせ
更なる可能性を探求しています
Atelier LAPIS 代表 筒井 祥之
アトリエラピスホームページ
https://atelier-lapis.com/?page_id=4276
本牧絵画館
[ヨーロッパの古典技法]
ー 絵画・額縁の魅力ー
アトリエ ラピス
3月11日〜3月26日
横浜本牧絵画館
古典技法の額縁や絵画を学ぶことができる
「アトリエ ラピス」の展示のお知らせです
横浜本牧絵画館の
研究者支援プログラムに選ばれ
横浜本牧絵画館で展示されています
講師や生徒さんの過去作品の集大成の
金箔やテンペラ画や数々の作品となっています
ギャラリーとなぜか空気が違います
美術館なんだと思える
素晴らしい展示となっています
秋の作家様の個展に向けて作った2点の額縁。
上は木目を出したくて、エンジュという木を使いました。
ステインのホワイトとアクリルガッシュでムラに仕上げようと思いましたが、先にステインのチークを塗装してからアクリルガッシュのオフホワイトを薄めて塗ってみたらなんだか可愛らしい色になり、作家様の作品にとっても似合いそうなので2回の塗装でストップしました。
小さなお花の盛り上げた模様はパスティーリャ装飾と言って、膠を混ぜた石膏で凸に描いてアクセントとしました。
ヤスリかけた時に白い下地では目立つので顔料を混ぜましたが、チーク塗装で茶色ものせたので奥深い色になったと思います♡
もう一点は、古典額縁。
これはエッジをソフトなラインにするのとアンティークの経年の風合いを出すため膠と石膏を混ぜ、全体を塗装。
やはりアンティーク仕上げの欠けなどで白地が見えたら目立つので、松煙という漆喰を黒にする松の煤(すす)を混ぜてグレーの地色に
パスティーリャ装飾も同じグレーで描いて、仕上げは膠と黒ボーロを混ぜて数回塗装。
サイドは全部黒でなくチーク色の木の部分も残して完成にしました。
マットを使わず窓全部に作品を描きたいとのことでしたので今回は隠れマットを制作。
2mmのシナベニヤのサイドを1ミリに削って張り合わせていますのと、紙ではないので強度もしっかりしています。
作家様がとても気に入ってくださって、どんな作品を合わせようかワクワクします♪と言ってくださった言葉は何よりの励みになりました♡
「醒めない夢」 marie
いよいよ今年となったmarie様の個展。
全ての額縁を作らせていただく予定で少しづつ制作を進めています。
Instagramに度々登場しているエピソードは、なんだか気に入らなかったのは木目だった;; とアドバイスで気付かせていただき、木目をなくすために茶色から黒に塗り替えしたこと。
柔らかいレッドシダーを使いましたが、同じ木でも木目があるかないかでここまでイメージが変わることを教えてもらった額縁でした。
後ろ姿も黒にしようかと思いましたが、かえってこのままが裏っぽくて古びていて良いかもとそのままに。
結果、黒く塗り直しした額縁は黒に似合うとのことで赤いドレスの少女が描かれることとなり、作家様も久しぶりに赤い色を選ばれたとのこと。
そして縦長の画面だったので人物を二人にしたそうです。
立ち姿も珍しい作品と思いましたが、もともと可愛いい少女を描くのが得意な作家様ですが、さらに足元の形が少女の可愛らしさを表現していてとてもかわいい作品だと思います。
秋にはぜひ、この赤いドレスの双子の少女に会いに行っていただけたら嬉しいです♡
https://instagram.com/marie.gallery_?igshid=YmMyMTA2M2Y=
「天才ピアニスト・ブーニン 9年の空白を超えて〜復帰公演」より
上手くできないな〜とおもいつつ、作業を終えての夜…
録画しておいた番組のこのシーンの言葉がタイムリーで心に残りました。
ピアニストのブーニンは19歳でショパン国際コンクールで優勝。それからずっとピアニストとして活動していたのですが、ある日左手が動かなくなり、9年間活動を休止していたそうです。
けれどそれを乗り越えて日本でコンサートを開催。
リハビリをしつつでまだまだ昔のようには弾けないけれど、そんな状況であっても美しい演奏はできるという思いに至った言葉がとても前向きで素敵でした✨
額縁は教室でたった数点を習っただけでしたので、額縁制作しているなら誰でも知っている当たり前のことを知らないことがある…;;;との思いはいつもあり、その事が時折心を不安にさせます。
あるのは、試行錯誤した経験と失敗して身につけた色々……
以前は素晴らしい演奏ができていたブーニンさんとは状況が全く違いますが、「美しさ」は技術だけではないとの思いを励みに、さらに学びつつもWAMの思う「美しい」額縁制作をしていきたいとおもいます。
今年もよろしくお願いいたします♡